『ザルコ:優勝を目指すには、改善すべき点がいくつかある…』
★6月18日(日)、ドイツGP決勝でヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック、32才)が3位だった。現在、総合4位である(※首位と51ポイント差)。
★現在、ザルコ選手の競争力は高く、今回も表彰台獲得が予想されていた。しかし、2017年にモトGP昇格して以来、いまだ悲願の優勝を果たしていない。
★6月17日(土)、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ氏(チームマネージャー)が、「ヨハンは(2023年末に契約が終了するが)更改できそうなリザルトを出している」と話していた。
★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)も同選手について、「速いし、マシン開発でも優れいている」と高く評価しており、おそらく、意気込みすぎない点も好まれているのかもしれない(※タイトル争いをしている選手の邪魔をしないところ等)。
★ザルコ選手のコメント。
【日曜レースについては?】
「表彰台が獲得できるとは思ってました。序盤、ちょっとタイムロスしてしまって…ブラッド(ビンダー)が速くって、なんとか追いつけないかと思ってたら、あっちがミスしてくれたんで3位になれました。あと、ベッツェッキも迫ってきてたんでねぇ…。表彰台が取れて良かったですよ…まぁ、優勝を目指すには、改善すべき点がいくつかあるんですが…。」
【レースについて、もっと具体的に話してくれる?】
「今日はスタートが良かったけど、最高ってほどではなかったです…順位を維持できなかったし、オーバーテイクができそうなポジションにも入れなかったし。
あと、左足にアレックス・マルケスがぶつかってきたのもあって、まだ痛いんですよね。その後、マリーニのリアタイヤがタレて、ビンダーも転倒し…ただ、トップ2名に付いて行けるようなペースは出せてなかったです。
多分、序盤5ラップは彼らのペースに付いて行けてなかったんで、優勝するには最初から上手く走れるようにしておかないと。」
【チームメイトのホルヘ・マルティンが優勝していたが…】
「今週末のホルヘは完璧でしたね。僕の方は、ここまで伸びてこれて良かったですよ…表彰台獲得のリズムは出せてたし、こうして取れたんで嬉しいです。」
【来週はオランダGPだが…】
「またこう言うリズムを出せると良いんですが…あそこはペッコ(バニャイア)が最高のお手本になってくれるんですよ。あと、ベッツェッキもそうですね…去年は好結果を出してたから。そして、今はホルヘもでしょ…自信が出てきてますからね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ドゥカティ内のライバル意識は?って話は、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ!
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どうしてザルコに一時期SBK転向の噂があったのか分からない。
努力の人、追い上げのザルコ。
振り向けばザルコ。
これからもドカで頑張って欲しいベテラン。
はい、これでベッツェッキのプラマック行きが消えそうです。って事はモルビデリが浪人かな!?KTM&apriliaは無いだろうしな〜??まさか!?ホンダ!!
優勝こそ届かないものの、表彰台には度々登壇し完走率も高く、開発へのフィードバック能力も評価されているベテラン。ヤマハ時代のコーリン・エドワーズを彷彿させます。