『マリーニ:ホンダ移籍について、一番最初に兄ロッシに相談した』
★モトGPの2023年シーズン中、マルク・マルケス(30才)がホンダファクトリー離脱を公表した直後、ルーカ・マリーニ(26才、ロッシ異父弟)が後任に立候補し、ホンダとの2年契約を獲得した。
マリーニ選手はモトGP昇格して以来、近年のNo.1マシンであるドゥカティ機に乗り、また、2022年からは異父弟ヴァレンティーノ・ロッシが率いるチームで順調にキャリアを進めてきたため、低迷中のホンダ機への乗り換えには驚く声が多かった。
★マリーニ選手がマルチリンガルサイト『Motorsport.com』の、1/18日付インタビューで次のように話した。
【ホンダへの移籍は、誰かに相談したの?】
「実は、一番最初に連絡したのが兄のヴァレンティーノになんですよ。そもそも、チームオーナーなわけですから。あと、頭が切れるタイプだし、とにかく経験豊富ですからね。
兄に自分の考えを伝え…僕のキャリアや人生にとって、大きなチャンスになるかもしれないと説明し…VR46アカデミー側や僕のマネージャー、ホンダ側との話し合いを始めたんです。
そうした話し合いの中で、こう言う結果になったと言うわけです。」
【貴方はファクトリーチームでマシン開発をしてみたいと思っていたそうで…】
「現在、ホンダに相応しいライダーは僕だと思うし、僕にとってもホンダは理想的なチームです…誰もが夢見る、憧れのチームですからね。
『レアル・マドリード』や『FCバルセロナ』に匹敵するでしょ。物凄いことですよ。
今はひたすら改善していく時でしょう…時間をかけて踏ん張っていかないと。焦らないようにしてね。
モトGPと言うのは本当に複雑なスポーツだし、ライバルも多いでしょ…ドゥカティだけじゃなく、KTMやアプリリア、ヤマハがマシン改善をプッシュしまくってるんだから。
楽ではないでしょう…でも、ライバル陣よりも上手く作業を進めていかないとね。楽ではないけどポテンシャルはあるし、やり遂げられる顔ぶれだと信じてます。」
【日本メーカーと組むのは初めてだが…】
「(イタリアメーカーとは)コミュニケーションの仕方や物の考え方が、かなり違うんですよね。
大きく異なる文化なのだから、互いに歩み寄っていかないと。
僕はできるだけ彼らの物の考え方を理解しようと努めているし、ホンダの方でもヨーロッパ寄りしてくれようとしています。
ホンダにはイタリアやスペイン出身で優秀な人材も多く、皆で同じ方向に目を向け、意思の疎通をスムーズにしていかないと。そこが大切ですからね。
日本人との共同作業については兄だけじゃなく、大勢からアドバイスをもらってるんですよ。」
【ただ、チーフメカニックはイタリア人のジャコモ・グイドッティ(※2023年までジョアン・ミール担当)だが…】
「ジャコモとはウマが合うんですよ…同じイタリア人だから、セッティングの仕上げをする時や、あと0.05秒削りたい…なんて時の意思の疎通は楽でしょうね。
ホンダはチーム替えをすることにしたんですが…理由は良く分からないけど、とにかく、僕は可能な限りの努力をして、ホンダスタッフ陣と友好関係を築いていかないと。
僕にとっては2番目の家族となり、1年の間、多くの時間を一緒に過ごすんですから。
とにかく、素晴らしい経験になるでしょうね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
プーチ退任の可能性については、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
なんか
兄貴と溝あるような
憶測もあったけど
そうでもないようで良かった。
少なくとも公式には。
ヴァレはレースへの情熱は父親から得たものなんだろうけど、ドクターと呼ばれるに至ったクレバーさは母親から来ているのかも知れないね。マリーニは異父兄弟だからかも知れないがクレバーさが際立っている様に見える。苦戦はするんだろうけど何か結果を残す様な気がする。がんばれ!
まぁ、今は何とでも言えるから。
ビッグチーム?に入って浮かれてるだけのような気がするけどな。
セバンテスト、開幕数戦見てみないとわからん。