『ヤマハ:今年末、リン・ジャービスがマネージングディレクター退任』
★4月13〜15日、アメリカズGPが行われている。
★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター、1958年生まれ)が今年末に現職を退任すると、マルチリンガルサイト『Motorsport.com』が12日(金)に報じた。
★ジャーヴィス氏は1999年に現職に就き、モトGPタイトルを計8回獲得した(※ロッシ4回、ロレンソ3回、クアルタラロー1回)。
★なお、後任の第一候補はヤマハのパオロ・パヴェジオ氏(※現在はレース部門のマーケティングディレクター)の模様。
★12日、ジャーヴィス氏がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
【今年末にマネージングディレクターを辞めると報じられているが…】
「ええ、その通りです。2月末にもそう言ったんですが、誰も気に留めていない様子だったんですよね。」
【ヤマハでの一番の思い出は?】
「やはり、2004年にヴァレンティーノ(ロッシ)がタイトルを取ったことですね。
1999年に同プロジェクトを始めた際の目標が、タイトル獲得だったんです…そして、2004年には叶ったわけですから。」
【プライベートチーム獲得については?】
「獲得したいと思ってますよ…それに関しては水面下で進めてます。」
【現在、交渉は進んでいるの?】
「その点について説明するのは難しく…ご存知の通り、とにかく水面下で動いているものですから、多くは語れないんですよ。
目標は2025年にプライベートチームを参戦させることなので、現在、話を進めているところです。決まったら公表しますよ。」
【つい最近、ファビオ・クアルタラローの契約更改を締結させていたが…】
「短期間で高いレベルに戻すのは容易なことではなく…下位にいる時は、諸々を変えていかなければならないものですからね。
できるだけ早く戦闘力を取り戻したいと思っています…既に2年前から各方面に手を入れており、改善されてきてますから。
作業チームには重要な人材を多く取り入れ、メンタリティを変えてきました。
ファビオにヤマハの今後の計画を説明したところ、さいわい、信じてくれたんです。難関ではあるが、ファビオとならば速攻で進めていけると思ってます。」
【退任後の予定は?】
「もしかしたらヤマハに残るか…それか別のことを始めるか…。
やはり、もっと家で過ごせるようにしたいですね…長距離旅行は減らし、もっとイタリア国内を探索したいです。
もう20年も住んでると言うのに、あちこち行ってみる暇もなかったんでね。」
(参照サイト:『Sky』)
いよいよ年貢の納め時かぁ?。
リン・ジャービスといえば走っているライダーにピットから念を送っている姿を思い出す。
ジャービスとともに一旦撤退して新レギュレーション開始に合わせて
復活のほうが今のヤマハには良いと思うけど
>ジャーヴィス氏は1999年に現職に就き
長すぎる。組織が膠着した要因かもしれない。
>もっとイタリア国内を探索したいです。
彼はオランダ人だが、イタリアが好きなのかな?