『リンス:仏GPのクアルタラローって…そんなに凄かったかなぁ?』
★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われ、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選8位、スプリント10位、決勝は転倒リタイアした。現在、総合12位(-104ポイント)に就いている。
★チームメイトのアレックス・リンスは予選16位、スプリントは転倒リタイア、決勝15位だった。現在、総合20位(-122ポイント)に就いている。
★決勝でクアルタラロー選手は5位獲得の可能性もあったが、第17ラップで6位走行中に転倒した。しかし、ホームレースでの久しぶりの上位走行に、本人もヤマハ側もおおいに盛り上がった。
★5月中旬、リンス選手が『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
【フランスGP決勝では、クアルタラロー選手が好調そうだったが…】
「ファビオのレースって、そんな風に言われるほど素晴らしいものではなかったでしょ…基本的に僕らは2人とも、同じ問題と格闘している最中なんだし。
それぞれのデータは互いに見合ってますよ…僕の方が速い地点もあれば、彼の方が速い所もあるって言えるでしょうね。」
【今回のフランスGPについて、貴方はどうだった?】
「(決勝の)スタートで下降デバイスがきちんと作動してくれなくて、ウィリーしてしまったんです。その後、ルーカ・マリーニを抜こうとしばらく頑張って…けっこう時間がかかってしまいました。
僕はブレーキに問題が出てしまい、スリップしまくってたんですよ。マシン改善に向けての策が見つけられるよう、情報収集に甘んじるしかなかったんです。」
★なお、ヤマハのマイオ・メレガッリ氏(チームマネージャー)は、リンス選手について次のように話している。
【フランスGPでのリンス選手については?】
「ブレーキやスリップ等の問題が発生していたうえ、ロングラップペナルティも科せられてしまい…楽なものではなかったんですよ。
レースウィークエンド中に試していたマシンセッティングが走りづらかったようで、次回はリセットして初めからやり直しですね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
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