『バウティスタ:将来のことより、先に考えることがある』
★6月14日〜6月16日、ミザノサーキットでSBKエミリア・ロマーニャラウンドが行われた(※リザルトは記事下にあります)。
★アルヴァロ・バウティスタ(39才、ドゥカティ)が予選5位、レース1で3位、スーパーポールレース(短距離)17位、レース2で3位だった。総合順位は首位から3位に落ちてしまった(-24ポイント)。
★5月末の同サーキットでのテスト後、優勝する自信があると話していたが、期待通りの結果とはならなかった。
長距離レースは表彰台に上がったがチームメイトのニコロー・ブレガにも敗れ、短距離レースでは4位走行中に転倒してしまった。
なお、昨年の同ラウンドでは3レース全勝している。
★レース2終了後、バウティスタ選手が次のように話した。
【今回のレースウィークエンドについては?】
「今週末は通常よりも手を入れ…昨シーズンのどの週末よりも、改良を加えたんですけどねぇ。思い通りの操縦ができるよう頑張ってみたけど、厳しかったです。
午前の(短距離)レースではフロントが流れて転倒し…そのせいで、午後のレース2はグリッド後方になってしまって。まぁ、前方スタートでも、今日は3位が精一杯でしたけどね。
満足はしてません…ベストな状態ではないんだから。とは言え、そんな状態で最大限の結果は出せましたけどね。
今後はもっとパフォーマンスが上げられるような…サポートになるような物を見つけ出さないと。
去年に比べ、うちはレベルが落ちてしまってるんです…そして、ライバル陣のレベルは上がってるんですよね。」
【どの辺で苦戦してたの?】
「マシンを止めるのと、コーナー進入です…そこで苦戦してしまうから、結局、立ち上がりで強い走りができないんです。
各エリアに問題が出てしまったんで、解決しないと。自分たちの最大限の力を引き出せたら、ライバル陣の動きにも目をやれるようになるでしょ。
今はトプラクやBMW機のことを考えたって無駄でしょ…とにかく、うちより強いんだから。今、うちは100%の状態じゃないんだしね。」
【今年から最低重量が制限され、貴方はおもりを5〜6kg搭載しなければならず…】
「それは仕方がないでしょ…ルールなんだから。考えない方が良いんですよ。
これがうちのマシンなんだし、速く走れる策を探らないとね…重いかどうかは二の次だから。
技術面においては、操縦の際に信頼感をつかめるようなセッティングを見つけないと…あと、メンタル面では、余計なことは考えないようにしますよ。
今、使える物で最大限の結果を出さなければならないんだから。他の選手をどうこうしようとか考えるより、自分の状況を改善しないと。
自分が充分なスピードを出せないからって、他の選手を遅くしようなんて思いませんよ…フェアじゃないでしょ。
ライバル陣と同様の強さを出せるまで努力しないとね…他の選手のことを考える前に、解決しなければならない問題がいくつかあるんだから。」
【今年末で引退か、来年も継続か…?】
「いつまでに決めなきゃならないって期限はないんでね。優先順位ってものがあって…まずは、なぜ去年みたいなフィーリングが掴めないのか、改善させるには何が必要なのかを探らないと。
先のことは考えてないし、ドゥカティからも何も訊かれてません。多分、(7月中旬の)ドニントン戦の後、話し合いになるんじゃないんですか。
とにかく、今はマシンの信頼感を取り戻す方が先決だから。(将来について)焦ってないんでね。今のチームに満足してるし…家族みたいなもんで、皆、穏やかにやってますよ。」
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース2リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK SPリザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース1リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 予選リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 総合順位』
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
今季はSBKもmotoGPもDUCATIへの締付けがひどい
マルケスやジョナサンが連覇してたときすらここまでの締め付けはなかったのに
アンチバウティスタルールのようアンチバニャイアルールできなかっただけGPはマシかな
代わりにモトGP躍進の一つのクランクシャフトの重量変更が3%から20%まで今年から拡大されとるけどね
それにカワサキ連覇してる時は最高回転数に制限かけて足引っ張っとったくせに
モトGPで重量のルールで言うとペドロサが絶頂期の頃ロッシ(ドカ在籍)の鶴の一声で体小さい軽い奴が有利とゴネて次年マシンの開発終了後の1月頃に最低重量上げさせてホンダヤマハは激怒したがムリクリ通しとったなあ
他言い出したらきりないし主催ボスも認めとるがドカほど優遇されとるメーカーはない
奇しくもここでシモンチェリを思い起こすような危ない転倒がありかなり怖かった。
アルバロって、こんな言い訳しない性格だっけ?
歳とって変わったのかもしれないが、確かに今のレギュレーションはアルバロにとって不利だわなぁ~。
ようするにマシンが軽いと進入で無理ができたけど、今はそれが出来ず、ブレーキングキングのトプラックに遅れをとってるってことかな?
20cmデカく重いトプラグが圧勝してるんだから説得力に欠けるなあ