『ペドロサ:マルケスは速攻でバニャイアの痛い所を攻めるだろう』
★6月5日、ドゥカティファクトリーがマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。
★チームメイトはフランチェスコ・バニャイア(2022/2023年モトGP総合優勝)となる。
★同決定により、マルケス選手とファクトリーシート争いをしていたマルティン&バスティアニーニ両選手はそれぞれ別メーカーへ移籍することとなり、また、マルティン選手が所属していたプラマックチームはヤマハへの移籍を決めた。
★2013〜2018年末までホンダファクトリーでマルケス選手とチームを組んでいたダニ・ペドロサ(38才)が、スペイン『DAZN』の7月1日付けインタビューで次のように話した。
【来年、マルケス選手と組むことになったバニャイア選手については…?】
「現時点では活躍してますよね…彼が好リザルトを出せるような環境になってるわけだから。
でも、ずっと『現在のピットボックス内の調和を…作業のスタイルや流れを乱すことは、誰にもできない』と言い続けてるじゃないですか…。
あれは、自分に敵対してくるであろう選手に向かって、精力的かつ潜在的に言ってるのでしょう…とにかく、ただ契約を決めるだけで、これほどの騒ぎになったんですからね。
プラマックはヤマハへ移り、マルティンはアプリリアへ…。」
【来年、ドゥカティファクトリーのピットボックス内はどうなりそう?】
「おそらく、マルクはピットボックス入りしたら、手始めににペッコの痛い所を攻める出すでしょう…多分、もう始めてると思いますけどね。
ペッコが『ピットボックス内の空気を変えて欲しくない』と言い続けてると言うことは、既に変わり始めていると感じてるからでしょうね…実際、来年のドゥカティは8選手から6選手に減るんだから。
現在のレベルを維持することは可能だろうけど、他メーカーに移籍する選手らのせいで厄介な状況になるかもしれないでしょ。」
【では、ピットボックス内の雰囲気は…】
「なぜマルクがこれほどの権力を持っているかと言えば…これまでの功績があるからですよ。
そして、それほどの権力を持った選手がチームメイトになると言うことは、当然、ピットボックス内でもなにかと影響が出てくるでしょうね。
例えば、マルクが上位リザルトでペッコが悪かった時のお祝いの仕方に至るまで…小さいこと全てが影響してくるんですよ。
現在、安定した状況にいるのならば、やはり、できるだけ変えたくないって思うでしょうね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
予言?聖書に載ってる人物ならいざ知らず。予想、予測でしょ?
ペドロサは間近でマルクを見てただけに、色々あったんだろうな…ま、人格者だから暴露めいたことは口にしないだろうけど。
ベスティアとホルへが別メーカーに行ったことで直接的でないにしろ、リザルトでペッコとマルクに割って入る選手がいなくなることを考えると、マルク有利な条件は今年より多いし、ペッコが嫌がることは心理戦含めて当然色々やるだろうね。ドゥカティが入れちゃったんだから、あとはペッコをどこまでチームとしてサポート出来るか…
よ‐げん【予言】 の解説
[名](スル)未来の物事を予測して言うこと。また、その言葉。「大災害を—する」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ジーザスやムハンマド、ブッダらだけが口にできる、ということではないようだ。
ダニの言葉は裏付けがあるんだよ。
ホンダ時代にマテリアルもダニのほうが調子いいとイマイチと評価した、って#93は自白した過去があるからね。
ペッコと#93の間に割って入る選手が(現状)いない、これは大きな指摘だね。
ただドカ&ジジはホンダと違い一人の速い選手に完全依存せず、誰が乗っても速い方向を持ってるからホンダ化はしないだろうが、ペッコと#93はガチンコ勝負。見る側は楽しみ。
ロレンソとロッシのピット間へし切り置いてまでお互いに牽制し合う事が以前あった記憶がありますが、そこまでは行かないと良いですね。
互いに仲がもつれてそれを見てみたいというゲスな心も少々ありますが…
それは跳ね除けて来年もチャンピオンになったらとんでもないことだよ
まさかピットボックスに壁作らないだろうし
どちらかというと度々ペッコに助言に来る師匠のが気まずいでしょ
師匠ロッシの手前で仮に仲良くしたくてもできないっていう
板挟みの状態になってるだろうね
ロッシは自分の注目度のためにも未だにマルケスとの因縁蒸し返すの好きだから
F1でシューマッハが復帰した時にロズベルグが様々なプレッシャーに晒されたと言ってた
シューマッハはチーム内では神のような存在で、ロズベルグの戦略ですら彼に相談していたそうだ
心理戦も山ほど仕掛けられたらしい
バニャイアはイタリア人でロッシの弟子だし、既にドゥカティでタイトルを獲っていることからロズベルグのような扱いはされないと思う
でも、心理戦は色々と仕掛けられるだろうし、ペドロサが言うようにマルケスに負けた時の空気?みたいなものも嫌なプレッシャーとしてのし掛かってきそう
全ては走りでマルケスがバニャイアに戦いを挑めるかどうかだね
そこでバニャイアが上回ったら余裕が出来るだろうし、接戦なら心理戦に苦しめられるだろう
マルケスも自分にあった体制作りはするでしょうけど、ドカも三連覇しそうなバニャイアをたぶん可愛がるでしょう。若手から育てたしまだ若いしイタリア人だしね。ドカも25/26とチャンピオン取り続けたいでしょうし。
それに、マルケスも言うてもまだ乗りこなしてないしね。来季、絶頂期のバニャに太刀打ちするには、ファクトリー機貰っても勝てるとは言えない。
競り合い見ててもコーナー出口らへんで無理効いてない乗り方だし苦しそうで、今一つ!って感じする。その辺はファクトリーの力を借りたいんじゃないかな。25年のマシンがどうなるか解らんけど。
どうあれ今だけ見たらバニャイア有利は間違いない気がする。
いいんじゃないですか!最近のMOTOGPはコンプライアンスなのか、バチバチ感が足りないですよ。
真剣に同じ土俵で競い合ってて、仲良くできるはずがない。ロッシもそうだった。
イタリア国内でマルケスを獲った事に賛否両論あるそうですがこれでペッコが更に覚醒してマルケスをコテンパンにやっつけたら逆に「イタリア最高!ドゥカティ最高!」ってな感じで盛り上がるから割とどう転んでもドゥカティにとっては美味しいのかもしれない。
ザルコがマルケスinドカを鶏小屋に放たれた狐みたいな表現してたけど
半年も経たずにここまでかき回してるのはある意味凄い
来年ペッコは笑顔で居られるだろうか
実際マルケスは無言の圧をペコにも掛けてると思うし、ドゥカにも掛けてたでしょ。
外様的な態度だが、ワークスチームに入れば速攻でマウント取りに来ると思う。
結果を出せば出しただけ、マルケスはチームを私物化の様な自分のモノとする。それが
マルケスのスタイルだろうし、気分良くレースを楽しむ為必要条件だろうから。
静のペコと動のマルケス。セナ・プロの様な最悪関係にはなってほしくはないが。