MotoGP

チーフメカニック解説:なぜマルク・マルケスは勝てたのか?

『チーフメカニック解説:なぜマルク・マルケスは勝てたのか?』

★10月18〜20日、オーストラリアGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が予選2位、スプリント2位、決勝首位だった。現在、総合3位(−79ポイント)。

★決勝ではホルヘ・マルティンとの一騎打ちの末、優勝を獲得した。今シーズンの優勝は4回目(決勝3回、スプリント1回)。

★決勝後、チーフメカニックのフランキー・カルケーディが、今回のマルケス選手の勝因について『TNT Sports』のインタビューで次のように話した。

【決勝でのマルケス選手の作戦は、どのようなものだったの?】
「単純なもので…ホルヘの後ろに喰い付いて、できるだけタイヤを温存し、最後に攻めに出ると言うものでした。」

【終盤のマルティン選手への攻撃だけでなく、前半はバニャイア選手からの攻撃も上手くかわし…】
「とにかく、第1ラップで大きな差を生み出してたんですよ。
ペッコ(バニャイア)の後ろに喰い付いた瞬間…映像で確認できたんですが、マルクは今週末の序盤とは異なる操縦をしてたんです。
ラスト3〜4周なんか、コーナーでの対応が完全に違うんですよね。」

【マルティン選手との競り合いはみごとだった…】
「ホルヘは(タイトル争いをしてるから)無理はしないだろうって思っていて…だから、マルクが抜いた時は、『完璧だ…マルティンは(2位に)甘んじてくれよ!』って思いました。
ところが、そうは行かなかったんですよね!(マルティンは)最後の最後までプッシュしまくって…最後まで押しまくるって言うメンタリティだったんですよ。」

【しかし、最終的にはマルケス選手が勝利し…】
「第3コーナーでの、マルクの見事な操縦が映ってる映像があるんですが…とにかく物凄くって、しかも超速なんですよ。
第4コーナーに最高のチャンスがあるって、本人も分かってたんでしょうねぇ。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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