モトGP『シモンチェッリ、電子制御を作業中』
セパン − サン・カルロ・ホンダ・グレジーニチームの選手にとっては、ポジティブな結果となったセパンでの第2回目公式テスト初日。
7位となった日本人ライダー青山博一選手はたっぷり走り込み(73ラップ)、大いに作業に取り組んでいた。ホンダRC212V機のセットアップのため、技術面で幾通りかの解決案を比較検討していたのだ。最終的にはタイムにおいても自信につながるポジティブな結果を出していた。
マルコ・シモンチェッリ選手はタイムの方(8位)ではなく本質的のものを多く追求した模様で、良い歩みを保っている。
本人にとってもチームにとっても満足した一日だったようで、明日の作業もたっぷり予定されているようだ…。
青山博一選手のコメント
「何周も走って、作業もたっぷりこなしました。色々なフィーリングを比べながら幾通りものテストをしてみましたが、結局は、以前から分かっていた技術パーツを使用したのが最高でした。
明日はこのままもっと進めてみるつもりですが、新しいソリューションでもって良いコンディションを探してゆくのは、もちろん簡単なことじゃない!
とにかく、作業を続けるにあたって進む方向を理解するには、おもしろい一日でしたね。」
マルコ・シモンチェッリ選手のコメント
「いつもお馴染み、ここセパンで、2週間ぶりに、また再開しましたよ。トラックの今日のコンディションは最高とは言えないけど、どちらにしろラップタイムを計っていたわけじゃないんでね。色々なテストをどっさり頑張りましたよ。セッティングや電子制御に関して、幾通りもの解決案を試してみました。明日も同じことを続ける予定です。そこそこ満足してますよ。20周走ったタイヤで、2秒02ぐらいって言う、なかなか興味深いタイムを出せたんですからね。正直な話、トップグループからはちょっと遠いけど、とにかく自信はありますよ。だって、ソフトタイヤは全然使ってないんだから。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年02月22日)
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本物の青山選手も、ついにツィッター始めたようですね。