モトGP『ロッシ:メソメソしてばかりのライダー達』
天才、そして、スター。
…と言うわけで、スペイン誌『SOLO MOTO』最新号の主役と言えばヴァレンティーノ・ロッシ。インタビューの聞き手、ジョヴァンニ・ザマーニ氏が “かつてのようなライダーはもういない” と言えば、一刀両断のもとにこう返している。
「まったくもって同感です。ただ、それは選手達の責任です。いまやメソメソしてばかりいる選手達のね。僕らのスポーツは昔から接触の多い、アグレッシブなスポーツでした。まぁ、今も度胸のある選手はいますけどね。」
なんとなくマルコ・シモンチェッリや、最近の議論の数々を思い出させなくもない一言である。
来週のブルノGPから始まるシーズン後半戦を目前にし、ロッシ選手はリラックスしているよう。もしもライダーをしていなかったら、これほどモテたりはしなかっただろうとも話している。
「100%そうですよね。女性ってお金と、特に権力が好きじゃないですか…(中略)…とにかく、きれいな女の人にとっては60才の腹の突き出た金持ちと付き合うより、ライダーと付き合った方が言いわけですよ。」
またマシンやレースに関しては、
「ドゥカティって言うのは難しいマシン。」
「ストーナー選手は小排気量クラスでは過小評価されていた。」等と話しつつも、自身のキャラクターについての話題に立ち返り、こう強調した。
「僕のことを批判する人達ってのは、僕がマスコミを手玉に取ってるって良く言ってるけど、実際は…そうじゃない。敬意を抱いている人達に対しては、僕は感じの良い、親切な人間ですよ。」
世界チャンピオンを9制覇しているヴァレンティーノ・ロッシとは、そう言う人間なのだ。そして特に、ある一点について誇りに思っていると言う。
「僕が最も貢献した事と言うのは、オートバイなんか興味ないって思っていた人達を興奮させたことでしょうね。」
(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Diario AS 2011年08月04日)
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イタリアでベルルスコーニ首相とロッシって
どっちが若い美人にモテるんでしょうかね…
このインタビューのオリジナル記事の方も読みたいぞ!クリックPrego