MotoGP

ロッシ『ストーナーが今のドゥカティに乗ったら…6位ぐらいでしょ』

え〜と…イタリアで11月29日発売の月刊誌『Rolling Stone』にロッシ選手の独占インタビューが載るんだそうで…
『La Gazzetta dello Sport』を筆頭に各サイトが、こぞって触りの部分を紹介しとります。
触りの部分って言ったって、「えっ、こんなオイシイ内容を、こんなにたくさん!?」って感じで、本編の方はさぞや盛りだくさんなんだろうなぁ〜。
んじゃ、せっかくだからイタリア大手サイト『Gpone』が抜粋してる部分を、ご紹介しますか!!

gpone-rossi-rollingstone.jpg

★ヴァレンティーノ・ロッシが『Rolling Stone』誌に次の様に語った。
「初めてドゥカティ機に乗った時はショックでしたね。3周走って、こう思いましたよ…クソ〜大変なことになったなって。ミスったって事は、それだけで分かりました。契約前にマシンの試乗はできなかったし…どちらにしろ契約してしまっていたし。問題点は最初っから明々白々で…僕はこう言ったんですよ…OK、このマシンを改善してみようって。シーズン前半はずっと作業して…でも10レース終わったあたりで、このマシンじゃ絶対に勝てないってことが分かってきて。僕が契約破棄を希望してるって噂は本当だったんですよ…ただ、そうはできなかった。どうにもならなかったんでね。それはそれで良かったですよ。物事が上手くいかないからと言って、“じゃ、や〜めた。家にいる!”なんて話が簡単過ぎるでしょ。降参する必要はないのだしね。良く、苦労を経験すると強くなるなんて言うけど…僕はそうは思いませんね。老けるんですよ、確実にね。

ケーシー(ストーナー)はドゥカティ機でもの凄い事をしたんですよ…彼のテレメータを見ると、どうやってああなるのか分からないですね。世間ではケーシーは非常に速いが、あまり頭は良くない…だから、最後は転んでしまうんだって思っているでしょ。でも本当は、ドゥカティ機と言うのは常に限界以上に攻めなければならない…常にできるだけ強い走りをしなければならないマシンなんですよ。そう言う乗り方をしていたら、最後は潰れてしまう。僕らは通ってきた道が違います…ケーシーはドゥカティに移籍する前はチェッキネッロチームのホンダ機にしか乗ったことがなかった…しかも1年だけ。多分、こう思ったんじゃないかな…チクショー、こりゃあ良いマシンだ…勝たなきゃなって。僕の方はと言えば、何年も前からホンダやヤマハ機に乗ってきて、すぐに(ドゥカティ機は)良くないって分かっていた。例えば、明日、ケーシーがドヴィツィオーゾのドゥカティ機に乗ったら、絶対に6位ぐらいにしかならないと思いますよ。でも、とにかく、かつては信じられないような乗り方で走らせてましたね。彼だけですよ。
【ストーナー選手が辞めて寂しい?】コース上では寂しいですね。もの凄い才能の持ち主で、なかなか倒せない相手だった。コース外では寂しくないですよ。いない方が、僕ら選手の間では却って良いですね。ライバルやら敵やらがいても、普通の状況ですから。レースが終わったら、みんな友達と言うわけではないが、雰囲気は良いですよ。」
(Source:2013年11月28日 Gpone記事より抜粋)




おっ、同じインタビューでペドロサ選手の事もちょっと喋ってる!

omnicorse-rossi-rollingstone.jpg

★ヴァレンティーノ・ロッシが『Rolling Stone』誌に次の様に語った。
「ダニ(ペドロサ)が一度もモトGPタイトルを取っていないのは残念ですよね。取れたら、本当に良いのにねぇ。今はちょっと恐怖が出てきてるんじゃないのかなぁ…18回も骨折したらねぇ。どっさりでしょ。もしかしたらホルヘ(ロレンソ)やマルク(マルケス)に僕がちょっと話してみれるかも…ちょっと2人とも、1回ぐらいダニに取らせなよって。」
(Source:2013年11月28日 Omnicorse.it記事より抜粋)





取れたら、本当に良いのにねぇ…クリックPrego

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POSTED COMMENT

  1. ケツマティ より:

    ストーナーがバレンシアテストのオファーを拒否したってのはやっぱりMotoGPでの人間関係が原因なんですね。
    少なくともロッシは会いたくないようだし。するとストーナーも会いたくないだろうし。

  2. motobeatle より:

    かなりフランクに話しているけれど、あまり感心はしませんねぇ。
    当時、彼とドカティを応援していた人は沢山いたでしょうに。
    こんな感じで他人や過去にいたチームを批評して記事になるのは、彼がバレンティーノロッシだからでしょうね。
    数々の栄光を手にした彼だから周囲も注目するけれど、昨年のような成績を続けていたら、それは戯れ言にしか聞こえなくなる。
    それか、日本人と彼の国では感覚が違うということですかね。

  3. yamanaka より:

    >motobeatle
    日本人だけどそんな感覚はわかりません。主語大きすぎ。

  4. テツ より:

    ドクターなんてニックネームを使っているのにも拘らず、
    結果がまるで出せなかったロッシが引退したストーナーのことをゴチャゴチャいうのは腹立たしい。
    レギュレーションまで自分の都合の良いように変えてしまう能力はある意味凄いけど。
    俺は嫌いだね。
    見事にF1化したmotoGPには無くてはならない存在なんでしょうねぇ。

  5. 言うけど。 より:

    でもケーシーの事ははっきり認めてますね。
    ドカの事ももう何度も聞かれてるし、そしてケーシーもドカの体制にはっきり不満を言ってましたし。ドビもポツポツと、、、。
    勝てないのだから何言われても仕方なし。

    ロッシの言うとおりケーシーはすぐドカに行ったのがよかった。重量配分はヤマハとドカでは両極端。ホンダはちょうど中間。ロッシは長年ヤマハに乗ったからドカに対応できなかったのでは?

  6. より:

    以前、ロッシやカルの言う事を真に受けて、体重で不利なんて書きましたが、グーグルで出てくるプロフィールだと、ロレンソ66kg、ロッシ67kgで、ほとんど変わらない。カルは無かった。それが正しいなら、手足の長いロッシのほうが有利な訳でね、体格面では。ロレンソは筋肉が凄いという事だね。それを言うと、ロッシは筋肉つけて体重を増やすと不利になるから、逆に鍛えられないとも言えるとすると、イーブンかな?

    少なくとも、体重による燃料問題は関係ないよね。ロレンソとの間には。

    ケーシーを認めているようで、いまいちね。motogpに上がって、次の年にドカに行ったからだと、理由にしている。自分もすぐドカだったら結果を出せたとも取れるようないいかた。
    今のドカがどうしようも無いのは同意するけど。

    素直なマシンを、自分の走りに合わせセットアップして乗る、走りを余り変えられないロッシなんだから。無理でしょ。どっちにしろ。モチベーションの差ではなく、ライディングスタイルの差。暴れ馬を乗りこなせるストーナーに、それが出来ないロッシ。

    すぐドカだったら、自分のスタイルも変わっていた? 否定はしないけど、それはないでしょ。ケーシーだってドカ以前からのスタイルだし、ホンダに戻ってもそのまま。より安定しただけ。

    いくら実績があっても、万能ではないんだから。自分にもできない事は有る、それができる人間もいる。

    すぐに潰れてしまう様な走りを、ケーシー、ダニ、ホルヘは、潰れずにやっているんじゃないのかな。

  7. ヤマハ より:

    何を言ってもいいんじゃないかな。全て不甲斐ない自分の責任ですじゃ記事にならないでしょ。

  8. 999s より:

    ロッシは当時の感覚をそのまま語ったって事で良いんじゃないでしょうか。
    弘法筆を選ばず・・・なんて事は数字がすべての競技ではありえないでしょうし・・・・
    ドクターと言えどもエンジニアではないので、車体の素のレベルや、相性が悪ければどうする事もできないでしょう。

    とにかく、来シーズンはクラッチローのタフネスに期待です!

  9. 言うけど。 より:

    ブリヂストンタイヤの影響も大きかった。ワンメークでない頃はBSはドカ専用タイヤともいえるような開発をしていた。07、08のレースでは実際もうBSじゃなきゃ勝てないという状態だった、それが統一タイヤになり、BSも全メーカーに適合するタイヤにしなくてはならなくなった。
    ミシュランに統一ならドカにとって更に悲惨な結果だったけども。
    ケーシーもBSはだんだん悪くなった、、と語っている。
    ロッシもストーナー程ではないせよ、ほとんどのレースでニッキーよか前にゴールしてるのだからそこまで非難されんでもいいのでは?

  10. ラッタッタ より:

    https://itatwagp.com/2011/02/09/motogp-77/
    ストーナー自身ホンダ移籍時にそのようなことを語っていますし、
    クラッチローまでしか表彰台に乗れなかった今年の状況において、
    ドゥカティ機でクラッチローの後ろ、バウティスタの前というのは破格の評価だと思いますよ。

  11. NCIS より:

    ストーナーのライディングスタイルは、常にタイヤに荷重をかけ続けるスタイルだと思う
    通常の状態でも、ハードにタイヤを使っているので、そこから更に攻め込むと、限界を超えて転倒してしまう。
    この傾向ははドかティーに限ラないと思う。
    事実、去年のホンダ機でペドロサとの最終ラップの競い合いで、勝負所で前ラップよりも更に攻め込んだところで、あっけなく転倒している。

    タイヤの特性を考えると、
    BSタイヤの特性というのは、ミシュランが瞬間的に大きな荷重をかけると良く機能するのに対して、BSタイヤは、じんわりと連続的に荷重をかけ続けることによって、良く機能する。

    ストーナーが成功したのは、ブリジストンの特性と、ライディングスタイルが良くマッチした結果であって、これが昔の耐久性の低いタイヤであったら、すぐタイヤを使い切ってしまっただろうし、ミシュランやピレリタイヤであれば、タイヤの特性の違いからそれほど活躍できなかったのではないだろうか?
    ちょうど、F-1でブレーキングを引きずる(我慢する)ドライビングスタイルのハミルトンや小林可夢偉が苦戦したように。

    去年の予選で、ストーナーが1コーナーのブレーキングでフロントに荷重をかけすぎて曲がりきれず、まっすぐ行ってしまったのを見てそう思った。ウエットならともかく、ドライ路面で曲がりきれないほど荷重をかけるのはすごいと思う

  12. より:

    まあ、衰えたとはいえ、今だ華があり、その一挙手一投足、発言の一言一句が注目され話題になるし。
    今だヒーローなのだから、叩かれるのも仕事のうちかな。

    アンチで、ロッシ「ざまぁ」な人でも、レースファンなので、最終的に「ざまぁ」な結果を期待しても、もっとレースを楽しませてくれる期待は有った筈だし。ロッシファン、ドカファン、イタリア・ラブの人の期待はもっと大きく、それだけに失望も大きい。ロッシならと言う期待。ヒーローだから。ヤッパリ、その分厳しくなる。それは宿命でしょうねぇ。

    ケーシーも、引きこもって欲しくないなぁ。

    図らずも、ケーシーの実力をハッキリ証明したのが、ロッシのドカ行きだし、ロッシのドカ行きは、ロレンソの速さのおかげだし。相手有ってのレースなんだから、もっと心を強くして、オープンになって欲しいなぁ。色々有ったんだろうけど。

    ヨーロッパのテストに来ないとか言ってないで。いまや、軽視する人間もいないだろうし。来れば盛り上がるのにねぇ。でもマルケスと比較されたくは無いかな。

  13. 6s より:

    まあ真相はわからずじまいだよね
    あ~だこ~だ言ってる私達がGP機も実際のGPも体感出来るわけではないのだし
    本当にライディングスタイルの差かもしれないし、07にBSとストーナーがたまたま上手機能したのかもしれない
    只ストーナーは速いのは間違いないとも思う

    だから彼にM1に乗って欲しかったなぁ
    それでハッキリするわけじゃない
    M1乗ってもデスモ乗ってもロッシより速いならもう言い訳出来ないわけだし
    逆にM1だとロッシには抑えられてしまったというのならライディングスタイルの違いという事になる

    まあストーナーが仮にロッシより速くても俺はロッシの方が凄いと思うけどね
    だってストーナーは一番強い時に勝ち逃げじゃん
    ロッシで言えば05年くらいに引退して俺最強でしたって言ってるようなもんだ
    反面ロッシは34歳でまだ勝つ気でいるw
    ある意味人によっては滑稽にすら見えるかもしれない
    どんな世界でも勝ち続けるって事はもの凄く難しいと思う
    自分は老いるのにライバルは若くて威勢がいいのが次々現れる
    それでも勝ち続ける
    勝ち続けようとする
    自分が年齢的にピークで一番速いときに言いたい放題言って引退するような奴とは格が違うと思ってるw

  14. takumi より:

    こんなコメントすればするほど男を下げるだけのように思うけど…ロッシ…

    ヘイルウッドもアゴスティーニもリードも凄かった、ケニーもフレディもエディーもガードナーもレイニーもシュワンツもドゥーハンも凄かった…この事におそらく誰も異論はないだろうし、時が過ぎれば、ロッシもケーシーもホルへもマルケスも凄かったと語られるでしょうから、ロッシ、もうこれ以上、何も言うな、自分で自分に泥を塗るだけだと言いたい。

    自分が唯一、達成できなかったドカでの勝利を挙げたケーシーが気に入らないかもしれないけど、あなたも普通では成し遂げられない偉業を成したではないか、引退した人の悪口を言ってどうする、来年どうしたら勝てるかだけを語ってほしいと思います。

    ケーシーは勝ち逃げと言う人もいるけど、ヨーロッパから遠く離れたところから来て戦って、疲れただけだと思います。坂田さんや中野さんも10年やると厳しくなる、ヨーロッパ人は地元みたいなものだけど、遠く離れた国から来たものは違うと言ってましたし。

    僕はケーシーは素敵だと思う。真っ直ぐで、成功を収め、綺麗な奥さんと可愛い子供と共に故郷で暮らす事を選択した…

    ロッシも素敵だと思える時期があった、でも今は思えない…

  15. motobeatle より:

    感心はしない って自分も書いたけど、このサイトITATAWA GP がイタリアの戯言を出してるとこだから、良いってことですかね。
    まあ、ロッシには口より実力で賑わしてほしいとは思います。

  16. k26の戯言 より:

    ケーシーはバイクは好きだけど、GPという興行は嫌いだった。
    だから、ホンダの三顧の礼を受け、仲間とのテストライドを静かに楽しんでいる。
    バレはどちらも好き。むしろ興行の世界なしで生きていけないくらい。
    それだけの事であって、格がどうこうではないよね。

    バレが此処までケーシーを目の敵にするのは、自分が人生掛けて護っているGPの世界を軽々しく棄てた生き様が赦せないからでしょうか。

    興行主からしたら、どちらが好ましいライダーかって話はあるけど、
    どちらも歴史に名を刻む凄いライダーですよね。

  17. 6s より:

    GPがどうこういうよりサービスというか上手気が全然ないような気がしたなぁ
    嫌いじゃないけどいけ好かない奴って感じ?

    これだけ実力を示した今ならロッシのいう事よりストーナーのいう事に皆が耳を傾けるはず
    でもあの頃はそうだなぁ08とかその辺ならロッシとストーナーの言い分ならそりゃロッシの言う事に耳を傾けたのは仕方がなかった事だし
    08年のラグナから嫌いになったなぁ確かに激しいオーバーテイクだったけどあれで駄目ってなるなら過去のレースも駄目だろうって
    あれから凄い口撃が始まったのもなぁ
    言い分はわかるけどなんか余裕がない言い方ばかりしてたし

    確かにGPの興行も嫌いなんでしょう
    我慢出来ない事もあったんだろうね
    でもそれはケーシーにだけじゃないわけでGPライダーは皆大小感じてたり我慢してたりしてるんじゃないのかなぁ
    どんな組織に属するにもある事だろうし
    CRT機参戦も嫌ってたけどそんなの理想論だよ
    そりゃプロトタイプだけで走って欲しいのは誰もが思ってるでしょうよ

    ロッシとの関係に戻すけど、あれだけ口撃したなら残って欲しかった
    彼自身ロッシとドカの関係に口で言ったら責任を持てって言ってたけど自分はどうなんだって思うよ
    まだまだ走れるのに嫌いになったからや~めたってw
    そのGPで自分もこれだけの成功を収めといてねぇ
    個人の意思は尊重されるべきだというのは賛成だけどその意思を尊重してもやっぱり気に入らない
    だってあれだけ速い選手なんだから
    あれだけ文句言いまくったんだらか
    責任は発生してると思うよ
    無理な状態なら言うまいが無理じゃないわけだし

    それだったら本田に頼み込まれてもRCのテストなんかしてんじゃねぇよって話だ

    ストーナーは嫌いだ
    でも走りは素晴らしい
    マルケスと戦って欲しい

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