『マルケス:ホンダよ、このままでOK』
★第2回セパンテスト最終日、マルク・マルケスは首位で終えた。第1回セパンテストのように1分59秒の壁は破れなかったものの、3日間のうち2日間は首位タイムだった。
★マルケス選手のコメント。
「ポジティブだったのは、僕の感じがスゴく良かったことです。カタールでどうなるかは分からないけど、良いバランスを見い出せました。前回のテストのタイムの方が速かったけど、今朝はコースに出ても、特に良い感じはしなかったんで。コースも遅かったですね。」
【ホンダRC213V機は、どんな感じ?】
「コーナー進入とトラクション、コーナー中盤を改善しました。それから加速も…僕からホンダへの一番のリクエストだったんです…けっこう良い感じですよ。まだ改善すべき点はいくつかあるんですが、別のコースで…それからレースの状況でもって限界点を模索しないと。今のところホンダ機は、どこも触らなくて良いです。意味もなく分解することもないでしょ。カタールでは、新しいものは何もない予定です。」
【最終日セッション終盤のロングランでは無敵のリズムを刻んでいたが…】
「ホンダが予定していた事を全部終えられました。レース・シミュレーションもできて…結果は上々ですね。身体的にも良いテストでした。新シャーシを試してみたんですが、それほど気に入らなくって…僕がリクエストを出したモディファイのだったんですけどね。だから、前回のテストのシャーシに戻しました。他のコースでも確認してみないとね…でも、今回の作業に関してはすっかり満足してますよ。」
【ヤマハやドゥカティも接近してきているが…】
「セパンでは、皆、接近してるんですよ…でも、この計6日間のテストを終え、現場での真価は同等になっていくでしょう。各選手の戦闘力を理解するには、アルゼンチン戦とかヘレス戦まで待たないと。」
(2015年02月25日『Gpone』記事参照)
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