マルケス＆ペドロサの現状：リヴィオ・スッポ

『スッポ：マルケスから心配するなと』

★マルク・マルケス（ホンダファクトリー）がトレーニング中に負傷し、手術を受けた件について、ホンダHRCチームマネージャーのリヴィオ・スッポ氏が次のように話した。
「マルケスと電話で話したら、こう言ってました…心配しないで、ヘレス戦では頑張るからって。コスタ医師（※モバイル・クリニックの元責任者）がよく言ってたもんですよ…ライダーってものは痛みに耐える術を知っていて、ある種の状況では最大限までモチベーションを高めるとね。」

【しかし今年のマルケス選手は、幸先の良いスタートとは言えないが…】
「2014年はもっと酷かったですからね…腓骨を骨折し、1か月も静養し、冬期テストも2度棄権したんですから。そして、その後、13勝をあげたんですがね。物事って言うのは常に2つの見方ができるもので…カタール戦ではコースアウトしたが、転倒もせず5位でゴールした…アルゼンチン戦では転倒してしまったが、擦り傷程度で済んでくれた。今回の事故なしでいければ良かったんだが、でも、左手の小指だったら、それほど深刻なものでもないし。ライダーとしてのマルケスの良い所の1つ…あの性格のお陰で、いつもポジティブでいられますからね。昨日も、こっちにまで良い感じが伝わってきていたし…こうやって、常にチーム全体のモチベーションも維持できてるんですしね。」

【ペドロサ選手の方は？】
「無理させたくないんですよ…ダニ（ペドロサ）は出る方向で頑張ってるが、念のため、こちらではアオヤマも呼んでおきました。金曜になった全て分かるでしょう…ダニのコンディションを検討してね。そこで最終的に決めますよ…焦らないようにしてね。」

（2015年04月26日『Gpone』記事参照）

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