『2016 フィリップアイランドテスト モトGP 1日目トピックス』
★フィリップアイランドテスト第1日目。予報通り、降ったり晴れたりと変わりやすい天候のため、落ち着いてレインタイヤを試すこともできなかった。
★ドゥカティ選手以外は全員、レインタイヤを試していた。
★珍しく上位5位内にヤマハ／ホンダ／ドゥカティのファクトリー選手が1名も入らなかったが、ただし、各選手とも作業が山積みであり、コンディションが良いなかで10周も走れば順位は入れ替わる可能性がある。
★首位はダニーロ・ペトルッチ（ドゥカティ・プラマック）の1分31秒764。セッション終盤の短時間、スリックタイヤで走行し、わずか12周回のうち11周回目に最速タイムを記録した。
★2位はマーヴェリック・ヴィニャーレス（スズキファクトリー、＋0.719）。最終周回で自己最速タイムを記録した。
ヴィニャーレス選手ののコメント。
「今日はコンディションがかなり厄介で…でも、何周回かは走れたし、ポジティブでしたね。特にこれと言ったパーツのテストはなく、明日に向け電制システムのセッティングを検討してました。去年よりも自信が出てきましたね
…2015年は成長し、更に集中し、好調な状態になれるよう実に有効な年でした。新しい電制システムは、全選手にとってプレッシャーでしょう…上手くコントロールするには、まだまだ多くの事を学んでいかないと。でも、夢中になれる感じがまた戻ってきましたね。この冬は体調が整うように過ごしてきました。今度はマシンに乗って集中する番でね。セパンテストではちょっと改善できた所があったんで、このまま開発を続け、上位陣に接近できるかどうか興味津々ですよ。」
★3位はブラッドリー・スミス（ヤマハ・テック3、＋0.826）。最終周回で自己最速タイムを記録した。
スミス選手のコメント。
「正直なところ、今日の進み具合には満足してます。確かに天気は大変だったけど、ポジティブでしたよ…雨が止むのを待ってるうち、細部の方に集中できたから。電制システムの調整に時間が必要なんだけど、悪天候で中断されてる間にできたんです。コースに戻った時、もう何周も走れないだろうと思い、実に良く集中しました。ドライコンディションでは7〜8周しか走れなかったけど、良い手応えでね…去年のレースウィークエンドで常に苦戦してたことを思えば、重要なことですよ。それにレインコンディションでも面白くて…自信が持てました。セパンテストで作業していたベース・セットアップが上手く機能しているようで…ちょっとしたモディファイだけでね。正しい方向に進んでるって証拠でしょ。」
★4位はスコット・レディング（ドゥカティ・プラマック、＋1.100）。
★5位カル・クラッチロー（ホンダLCR、＋1.184）のコメント。
「語るようなことはそれほどないが…悪天候のせいで丸一日無駄にしてしまってね。レインタイヤで始めたけど、アッという間にコースが乾いてしまって。セッション終盤でスリックタイヤにした途端、また雨が降ってきたんで、有用な情報を収集できるほどの時間はありませんでしたね。レインコンディションでのマシンには満足したけど、テストしなければならない事が山積みなんで、明日は晴れてくれると良いんスけど。ここのコースは好きなんで、ボックス内で座ってるよりは丸一日たっぷり作業をしたいもんすねぇ。」
★6位のヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー、＋1.324）は2015年版フレームと2016年版フレームを試し、前者を気に入っていた。
★10位のアンドレア・イアンノーネ（ドゥカティファクトリー、＋2.285）は2016年版デスモセディチ機で9周回のみ。午後の晴れ間に出走した際には、完走前に雨が降り始め、ボックスに帰還していた。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは2015年版マシンで出走したものの、1周完走せずに終了。
★12位マルク・マルケス（ホンダファクトリー、＋3.590）は、唯一、インターミディエイトを試していた。セパンテストでデビューさせた改良版エンジンを使用。
マルケス選手のコメント。
「かなり密度の濃いテストスケジュールだったのに、丸一日無駄になってしまうなんてねぇ。こうなるとテストに向けて、何を試すのが重要かを見極め、作業がきちんと終わるよう選んでいかないとなりませんね。」
★16位ホルヘ・ロレンソ（ヤマハファクトリー、＋8.061）のコメント。
「今日はテストしてる時間があまりなくて…新フレーム搭載のマシンに乗る時間もなかったんですよ。スリックタイヤで何周か走ったけど、変な手応えでしたね。コースのせいなのか、天候のせいなのか…ずっと寒かったし、風も強かったから。僕にとっては新たなチャレンジですよ…ただ、昨シーズンの結末には満足してるとは言え、過去のことは考えたりしませんけどね。
またヴァレンティーノ（ロッシ）との戦いになったらですか？ヤマハにとってはラッキーなんじゃないんですか…マシンの戦闘力が高いってことになるわけでしょう。」
★17位ダニ・ペドロサ（ホンダファクトリー、＋8.374）はドライコンディションでの出走はなし。セパンテストでデビューさせた改良版エンジンを使用。
★予告されていた通り、今回のフィリップアイランドテストにアプリリアは参加していない。2月21〜23日にバウティスタ＆ブラドル両選手でカタールテストを行う予定。
（2016年02月17日『Gpone』記事参照）
（2016年02月17日『Gpone』記事参照）
（2016年02月17日『Gpone』記事参照）
『2016 フィリップアイランドテスト モトGP 1日目リザルト』
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まだ1日目、タイヤも違う、天候不順ということもあって、順位はあまり参考にならないかな。でも、GP15のペトルッチとレディングが好調そうですね。予想がハズレた。
周回数順には、レディング(41)、ラバット(29)、スミス(27)、ロッシ(27)、ロレンソ(24)、クラッチロー(21)、ポル(20)、マルケス(20)。
レディングなんて41ラップもしてる。ラバットはマシンに慣れるためだろうな。
ヤマハ、ホンダワークスも走ってるのに、ドカワークスが走らないのは、雨で濡れるのがイヤだから？
雨の日のテストは、あまりやらないのですね。なんでだろ？
雨の日のデータ収集はあまり意味がない？雨の日の確率が低い？転倒のリスクが高い？
今日は晴れるのかな？
初日はウェットで一番乗りっぽかったけど２日目はイアンノーネさんが23周している時点でもまだ出てないみたい？
何してるとこでしょうか？＞ダニ
あっ走り出した❗
安定のホルヘ。
カッコよくすらある。
オレ雨の日やる気ないんだよね。
晴れの日勝てば良いからさ♪
って気持ちがすごく伝わってくる。