ロッシ退院、医長『ロッシはまだ参戦できる状態ではない』

『ロッシ退院、医長：ムジェッロ参戦は未定』

★5月25日（木）、ヴァレンティーノ・ロッシ（38才）がモトクロスのトレーニング中に転倒。胸部および腹部に軽度の外傷を負い、入院した。

★26日（金）午後5時30分、ロッシ選手は退院し、タヴッリャに帰宅した。今後は自宅療養となる。

★ロッシ選手に近しい友人らによれば、29日（月）にはトレーニングを再開し、6月2日（金）のムジェッロ戦FP1には万全の状態となっているだろうとのこと。

★ロッシ選手の友人である医長が次のように話した。

「ヴァレンティーノ（ロッシ）はまだトラックで走れる状態ではありません。ギョッとしましたよ。早急に回復してくれると良いんですがねぇ。
昨日はかなり苦しそうで、けっこう消耗していたし、本当に痛そうでした。検査の結果、深刻なケガはなかったとは言え、医学的にはどの面から見てもいまだ軽視できない状態なんです。」

【早々に退院はしていたが…】
「ヴァレンティーノのたっての希望で、プレゼントみたいなものです。まぁ、ちょっと人並み外れてますしね。」

【では、ムジェッロ参戦は？】
「我々としては、いつレース復帰ができるかはなんとも言えませんね。」

【ムジェッロ欠場の可能性もある？】
「そうとは言ってません。ただ、ここ数日、チェックし、観察を続ける必要はあります。」

【それで6月初めのムジェッロ戦は？】
「その質問には答えられません。驚くような回復を遂げる可能性もあるでしょうから。ファンとしてはそう望んでますよ。医者としては様子を見なければね。」

（2017年05月26日『La Repubblica』記事参照）

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