MotoGP

ロッシについて行く理由:ジェレミー・バージェス

2011年から伊社ドゥカティのマシンで走るヴァレンティーノ・ロッシ選手。
移籍にあたっては、ロッシ選手から「僕について来なかったら、裏切りとみなす」とまで言われていた、エンジニアのジェレミー・バージェス氏。
一度知ってしまった天才の醍醐味…そうそう離れられないものなのでしょうねぇ。

モトGP 『これがロッシについてドゥカティに行く理由です』

「ここに居たら明らかに幸せなんですが、別なところへ行くことにしましたよ。ここに残って、ベン(スピース選手)やヤマハの選手達の手助けをしているより良いのは確かですからね。」と、ジェレミー・バージェス氏が『Sport Rider』誌でのインタビューで語っている。
「31年間に渡り日本チームで働いてきたのだから、とてつもないチャレンジになるでしょうし、また、私にとって大きなチャンスになるでしょうね。
ヴァレンティーノと一緒に働くのは、大変に特別なことですから。」

バージェス氏は現在、『Desmo16』機を間近で研究・検証すべくドゥカティ社を訪れる日を心待ちにしている。
「私が見る限り、ドゥカティも他のメーカーもそう大きな違いはないようですが。アラゴン戦ではドゥカティの2機とも表彰台に上がっているし、以前、ニッキー・ヘイデン選手も4位になったことがある。ケーシー・ストナー選手は何度も1位になってますしね。こう言う非常に恵まれたベースから始められるのなら、2004年にヤマハに移籍した時よりも良い状況だと思ってますが
ヴァレンティーノはヤマハのようなマシンにする気はないだろうから、まさにドゥカティのマシンになるでしょう。かつて、ホンダからヤマハに移籍した際に成し遂げたようにね。」

「ヴァレンティーノが定期的に電話でフィリッポ・プレツィオージ氏と話してるのは知ってます。まぁ、毎晩じゃないにしろね。プレツィオージ氏が喜んで話を聞きたがってるのは確かでしょうね。
ヤマハに移った時、私はこう言ったんですよ。“こちらのマシンの基礎を築くなんてことは私にはできませんよ。ただ、ヴァレンティーノ・ロッシ選手の話に耳を傾けるのなら、予定より早く何とかできるでしょう。彼の話を無視したら、そちらにとってのリスクになりますよ。”ってね。ドゥカティでも同じことですよ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Moto.it 2010年10月27日

ロッシの話には
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POSTED COMMENT

  1. TAL より:

    >ロッシ選手から「僕について来なかったら、裏切りとみなす」とまで言われていた

    ひえぇ・・・^^;
    それだけバージェスを信頼してたってことかな??
    とにかくバージェスがロッシとまた一緒に仕事ができてよかったです^^

  2. TAL より:

    >ロッシ選手から「僕について来なかったら、裏切りとみなす」とまで言われていた

    ひえぇ・・・^^;
    それだけバージェスを信頼してたってことかな??
    とにかくバージェスがロッシとまた一緒に仕事ができてよかったです^^

  3. chirico より:

    あっ、TALさんも…

    実は多くの皆さんが、ロッシのそのコメントの方に印象が行っちゃったみたいなんですが、実際にはもっとソフトな言い方でした。
    「決定は各々の自由だけど、もし一緒に移籍してくれなかったら、裏切られたって思うかな。」ぐらい。

    まぁ、とにかく本当に一緒で良かったですよね。

  4. chirico より:

    あっ、TALさんも…

    実は多くの皆さんが、ロッシのそのコメントの方に印象が行っちゃったみたいなんですが、実際にはもっとソフトな言い方でした。
    「決定は各々の自由だけど、もし一緒に移籍してくれなかったら、裏切られたって思うかな。」ぐらい。

    まぁ、とにかく本当に一緒で良かったですよね。

  5. machcat より:

    バージェスはやっぱり付いていくんですね~。 まぁレジェンドのロッシにラブコール送られたら断り辛いだろうし、バージェスにしてもロッシで仕事を終える考えは前から言ってましたからね。

    面白いのはドゥカのマシンの開発方針について少し触れてる点ですね。 M1は元々ヤマハのコーナリング特性の高いマシンにエンジンの改良を加える事で高い完成度を出してるんですが、ドゥカは恐らく加速性能を生かしつつ少しヤマハの良さであるコーナリング特性を加味する感じになるんでしょう。

    2011年のマシンの最初のテストでロッシがどれくらいのタイムを出せるかが楽しみです。

  6. machcat より:

    バージェスはやっぱり付いていくんですね~。 まぁレジェンドのロッシにラブコール送られたら断り辛いだろうし、バージェスにしてもロッシで仕事を終える考えは前から言ってましたからね。

    面白いのはドゥカのマシンの開発方針について少し触れてる点ですね。 M1は元々ヤマハのコーナリング特性の高いマシンにエンジンの改良を加える事で高い完成度を出してるんですが、ドゥカは恐らく加速性能を生かしつつ少しヤマハの良さであるコーナリング特性を加味する感じになるんでしょう。

    2011年のマシンの最初のテストでロッシがどれくらいのタイムを出せるかが楽しみです。

  7. chirico より:

    machcatさん、相変わらず詳しい解説、アリガトウございます!

    噂では、バージェス氏はホンダへ行って同郷のストナー選手の面倒を見たいんじゃないか…なんて予想も出てましたが、やっぱりのやっぱりでしたねぇ。

    おかげで、ドゥカティ・ロッシへの期待が高まりました。
    『赤いロッシ』本当に楽しみですね。

  8. chirico より:

    machcatさん、相変わらず詳しい解説、アリガトウございます!

    噂では、バージェス氏はホンダへ行って同郷のストナー選手の面倒を見たいんじゃないか…なんて予想も出てましたが、やっぱりのやっぱりでしたねぇ。

    おかげで、ドゥカティ・ロッシへの期待が高まりました。
    『赤いロッシ』本当に楽しみですね。

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