MotoGP

東北地方太平洋沖地震:ホンダに影響、ブリジストンも問題発生

モトGP『ホンダを襲う地震の脅威、ブリジストンにも問題発生』

日本を襲った大地震による今後の被害が、ホンダにとっては今季のモトGPに影響を及ぼすかもしれず、いまだ警戒態勢を強いられている。
ホンダ・レーシングの中本修平副社長は、現況を次のように説明している。
「カタール開幕戦と2戦目のヘレスに向けての必要部品は、すでに手元にあります。ただ、日本の状況が変わらないようであれば、問題はまた浮上してくるでしょうね。」
4月3日にはスペインのヘレス・サーキットでモトGPが開催される。日本を襲った地震は日本の製造メーカーらに衝撃を与えたものの、ヤマハは落着いた様子でこう言う。
「日本における当社の走行部門は、ほぼ平常通りの運営を続けています。現段階では、当社ではモトGPへの影響は何らないと思ってます。」と話すのは、ヤマハ・モーター・レーシングのスポークスマンであるWilliam Favero氏。
日本チームへのレース用資材は、特に、ヨーロッパ内の工場から届けられている。ホンダのベルギー工場、ヤマハのイタリア工場、スズキのイギリス工場と言う具合だ。しかし、ブリジストンのタイヤ供給も今回の問題の渦中にあるのだ。

在庫は6レースのみ − ドイツのシュパイアー市でブリジストンタイヤ供給を行なっているThomas Scholz氏は、
「今シーズンの6レース目までに必要な分は、すでに到着しているか、現在、船便で搬送中です。」と説明する。
問題視されているのは、東京で製造されているレース用タイヤ約700本の方だ。
「この特殊タイヤを製造するのに、何周類もの機械行程作業を行っているのですが、それが東京にしかないんですよ。」と、Scholz氏は言う。
日本で現在でも続いている計画停電の影響で製造が遅れているのだ。
なお、モトGPを運営するドルナ社では、すでに4月24日開催予定だった茂木GPを10月2日に延期している。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Gazzetta dello Sport 2011年03月30日




その、ホンダのベルギー工場って言うのは
必要資材を供給できないんでしょうかね。
いざとなったら、ヤマハが敵に塩を送るなんてことは…


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