MotoGP

C.ヴァーミューレン 『CRTトップは無理だろうけど…』

モトGP『ヴァーミューレン:モトGPは全てトップクラス、戻れて嬉しい』




クリス・ヴァーミューレンが不安気に今週末のル・マン戦を待っている。あの悪夢のような負傷から優に2年が過ぎ、今またモトGPレースに出走しようとしているのだ。コーリン・エドワーズ選手がケガで棄権となったため、代わってスッター/BMW機を駆ることとなったのだが、ちなみにエドワーズ選手の方は次回バルセロナ戦で復帰の予定。

ヴァーミューレン選手が最後にレースに出場したのは、昨年9月、カワサキ機を駆ったWSBミザノ戦。しかし2年前の2月、開幕戦で右膝を激しく骨折して以来ずっとフィジカル面で苦しんできたのだ。
2009年までスズキ機でモトGP参戦していた同選手は、今回のために厳しいトレーニングを行なっている。しかも、ル・マンと言えばヴァーミューレン選手が2007年に唯一モトGPで勝利を収めたサーキット。雨の中、アッと驚くようなレースだった。

ヴァーミューレン選手はMCNのインタビューで次のように話している。
「モトGPレースに戻れるなんて楽しみで楽しみで。4年間参戦したけど、いつだって面白かったですね。マシンも最高、タイヤも最高…全てがトップクラスの選手権ですから。今は、CRT機の開発に向け、何らかの情報を提供できればと思ってます。間違いなく面白くなることでしょう。マシンは新しいし、ル・マンのコースに合うかどうかも分からないんですが。しばらく操縦してないし、今後、このマシンで参戦できるようになるのかどうか…テストチームでとか、それかワイルドカード参戦できたりしたら凄いんですけどねぇ。
CRT勢のトップになれると思ってないし、このマシンではまずレースに勝つことなどできないでしょう。でも、このチームのプロジェクトは非常に興味深いですよ。」

そして、自身のフィジカル面に関しては、
「体調面は大丈夫ですよ。この夏、オーストラリアでトライアスロンにも出ました。もちろん、モトGP機に乗るのとは使う筋肉は違いますけどね。今回のレースが終わったら確実に筋肉痛でしょう。ただ、ケガしていた膝に関しては、去年の夏にダートレースに出た時も感じが良かったし。最近はまた自転車で走るようにもなって、脚力トレーニングをしてるしね。」と。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2012年05月16日



ヴァーミューレン選手と言えば雨に強く『レインマスター』と評されてるとか…今回のル・マンって降りそうですよねぇ。



思いのほか面白いレースになるかも…期待クリックPrego

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