MotoGP

ロッシ『ポルには驚いた…』、青山博一ヴァレンシア参戦、中本修平『秘密の提案』:今日のできごと


ヴァレンシア最終戦を来週末に控え、今はイタリア/スペイン共に嵐の前の静けさと言った感じでしょうか…
いや、スペインサイトの方が少し賑やかかな…


まずは、スペインの『SOLOMOTO』誌サイトから。
紙媒体の方が優先なんでサイトで紹介するのは触りだけなんですが…ロッシ選手のインタビューをほんのちょっぴり。
これね…ほぼ同じ時のインタビューがイタリアサイトの方にも出てたんですが、やはり視点が違う…
ロッシ選手がスペイン選手陣をどう見ているかって視点になっとりますね。

『ロッシ:ベドロサ、ポル、マルケス、ロレンソについて』

★フィリップアイランド戦を終え、ヴァレンティーノ・ロッシが今シーズンについて振り返った。

solomoto-rossi.jpg ★ロッシ選手のコメント
「今年のチャンピオン3人共、タイトルに相応しいと思う。マルケスとロレンソなんかはもの凄いライバルがそれぞれいたことだし。ポル・エスパルガロにはかなり驚いた…1年を通じて非常に強く、速かった。僕としてはビッグ・サプライズだった。ダニも素晴らしかった…あんな風に戦う姿を初めて見た。大進歩を遂げた。
来年、自分に何ができるかを語るには、まず、ヴァレンシアGP後のテストで試してみなければ。今年、ホルヘもダニも限界まで到達できるような何かを掴んでいる。2人共、強く、速く、安定していて…もの凄いレベルの操縦をしている。それらを総合すると…自分が追いつけるかどうか分からない。」

[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:SOLOMOTO 2012年11月02日記事より抜粋]


ロッシ選手を驚かしたエスパルガロ弟ことポル選手ですが…
某スペイン人記者さんのことも驚かしてたみたいっすよ♡

《ペインターが愛を込めて描く!ポル・エスパルガロにはいつも驚かされる。今回は片手にローラーだよ。》




さて、管理人が飛びつく『海外サイトの日本人記事』です!!
既にタイトルが3クラスとも決まってしまった今、最終戦にお楽しみができましたね!!

『青山博一ヴァレンシア参戦、アヴィンティアBQRより』

motocuatro-aoyama.jpg ★アヴィンティアBQRチームがヴァレンシア次戦で、ヨニー・エルナンデス(茂木戦で負傷しセパン/フィリップアイランドを棄権)代役として日本人ライダー青山博一をCRT機で出走させる予定。なお、青山選手には同チームから2013年参戦のオファーが来ている。

★青山選手は2009年、最後の250ccクラスでタイトルを獲得し、2010〜11年モトGPクラスに昇格しチーム・グレジーニよりホンダ出資のライダーとして参戦。しかし、2012年よりグレジーニがセカンドマシンをCRT機に変えたのを機に青山選手はホンダチームからのWSB参戦を決意。結局、好リザルトは残せず27戦中8位が最高順位となった。

★来年のモトGPクラスに向けエクトル・バルベラと契約を交わしたアヴィンティアBQRのチームオーナーは当『Motocuatro』サイトに、チームを強化すべく、世界選手権での経歴が長く、最高峰クラウスでの経験を有する青山選手獲得が第一目標であると語っている。

[日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motoquatro.it 2012年11月01日記事より抜粋]


青山選手の『2013年CRT参戦が決定』と言う記事がまだ出てこないんですが…
このヴァレンシアでの乗り心地で決める…なんてのもアリなんでしょうかねぇ…





もう一丁、日本人記事、行ってみますか!
当ブログでもお馴染みのデニス・ノエス氏(ジャーナーリストでケニー・ノエス父)が、あの中本修平副社長にインタビューをしとりました!!

『中本:対電子制御ワンメイク化、交戦中』

omnicorse-nakamoto.jpg ★先のフィリップアイランドGP中、2014年に向け、エンジン最高回転数を1000回転上げることを妥協案として電子制御ユニットのワンメイク化が承認されるのではないかと言われていたが、HRCホンダの中本修平副社長が『SpeedTv.com』に次のように話している。

★中本副社長のコメント
「メーカーは開発に関心を寄せており、それはモトGPに限らず非常に重要なことだ。電制システムに加えられた作業は市販車へも適用できるわけで…ワンメイク化されてしまったら、もうそれもできなくなるだろう。この手のことを議論なしに決めてしまうのはドルナの酔狂となりかねず、そのうえ、開発はスーパーバイクか全日本選手権あたりでやるようにと言うことだろう。開発にモトGPが最適なのは明らかだ…機材もライダーも最高の選手権なのだから。とにかく、自分達の金を使うのなら、ここが最適だろう。
(ホンダとドルナは2016年まで契約済だが?)確かにそうだが、ドルナが酔狂で規則を変えると言うのなら、契約も無効になるだろう。
(メーカー陣は新たな規則案について全員一致ならば拒否権を行使できる)電制ワンメイク化は皆…ヤマハもドゥカティも不満なわけだし、この件については茂木でも話し合い、その時、出てきたのがそれだった。理に適っているのなら皆満足だが、そうとは思えない。
(エンジン最大回転数の制限についても)馬鹿げていると思う。コスト削減になどならないからだ。むしろ、全メーカー共に新エンジンを作らねばならなくなるのだからコスト増大になるだろう。この件にしても、理に適ってるならば喜んでやるが、ドルナからは説明もされていない。
MSMA(メーカー協会)では何度も会合を重ね、1つ提案を出しているが、現段階では何も公表できない。早々に耳に入ることになるだろうが…毛色の違う案で…一歩ずつ進めていくつもりだ。来年はエンジン6基を5基でスタートさせるつもりだ。
(見ごたえあるレースにするには?)ワンメイクタイヤではサプライズは不可能だが、2社いれば…それぞれのタイヤに得意なコースが出てくるだろう。そこで変化やサプライズ、向上が生まれてくる。タイヤがワンメイクならば、現在のように速い選手、速いマシンが常に勝ち続けるだろう。以前は違っていた…例えば、2004年に玉田選手がサテライト機にブリヂストンタイヤで勝った時には(リオデジャネイロ/日本戦)、他の選手はミシュランを使っていたのだ。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年11月02日記事より抜粋]


記事中にも書かれていた通り、もともと英語サイトのインタビュー記事の抜粋なもんで…
しかも、オリジナルの方ってけっこう長いんですよ…

まぁ、微妙なニュアンスとかはね…端折られちゃうと伝わりにくくなったりはしますが…


聞き手のデニス・ノエス氏が、おそらくこのインタビューの後だと思うんですが…
こんなことをツイートしとりました。

《ナカモトの話を聞いて思うのだが…ホンダはホンダのことしか考えておらず、ドルナは世界選手権のことを考えているのだと言う思いがますます明らかになった。》





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