MotoGP

ドヴィツィオーゾ『ロッシはレース・アニマル』、ロッシ父『キャリア一番の2位』

モトGP『ロッシ:今後、勝つためには予選で詰めなければ』

gazzettadellosport-rossi.jpg ★カタール開幕戦で2位を獲得したヴァレンティーノ・ロッシのコメント。なお、チームメイトで1位のホルヘ・ロレンソとは22ラップで6秒差だった。
「第2ラップでのミスがなかったとしても、ホルヘ(ロレンソ)を負かす事は出来なかったでしょうね。」

★カタール開幕戦7位だったアンドレア・ドヴィツィオーゾが、レース中のロッシ選手についてコメント。
「ヴァレンティーノの後ろになった時、いつもの彼のようには見えなかったですね。ぎこちない感じで。コーナーではかなり高速に見えていたし、マージンもあるようだったけど、それでもステファン(ブラドル)を抜けずにいた。ある時点でこう思ったんですよ…“じゃ、今度は僕が(ロッシを)抜いてやろうか”って。ところが、ステファンを抜いた途端に、前にすっ飛んで行ってしまった…あのタイヤの状態で信じられないようなタイムを出しながらね。あれが本物のヴァレンティーノですよ。レースに応じて動く…レース・アニマルですね。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Gazzetta dello Sport 2013年04月09日記事より抜粋]



分析肌のドヴィツィオーゾ選手…さすが、レース中も冷静に観察してますねぇ。
さて、そしてレースの外からは元ライダーのヴァレンティーノお父さんが、しっかり観察しとりました。

モトGP『ロッシ父:ヴァレのキャリアで最も重要な2位』

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★ヴァレンティーノ・ロッシの父グラツィアーノが、カタール開幕戦後、息子に宛に携帯メールでただ一言《素晴らしい》と送っていた。グラツィアーノ氏は1970〜80年代に500ccクラスに6シーズン参戦し、1979年には250ccクラスで3位を獲得している元プロライダー。

★グラツィアーノ氏のコメント。
「カタール開幕戦でのヴァレンティーノのパフォーマンスを形容するには…まず思い浮かぶ単語は『感動的』だね。予選でもつれて第3列スタートになった時には、レースでは苦戦するなぁって思ったんだが、でも、ウォームアップでは励みになるようなタイムが出ていたからね。ただ、これまでの経験上、こうなって当然とは思わないようにしてるんですよ。レースでスピードを出して行くってのは容易な事じゃないから…ただ、ヴァレンティーノにはまた驚かされたよ。あの追い上げには、もう笑いがこみ上げて来て…かなり久し振りの事だったね…。心情的には、私にとって今回の2位は今までのヴァレのキャリアの中で最も重要なリザルトだって思ってますよ。

レースを振り返ってみて、こう言えるでしょう…ヴァレは前に居た選手らの間から抜け出すのに強いスタートを切り、ロレンソの後ろに付こうとした…しかし残念ながら、第1ラップ最後でミスって予定が狂ってしまったけどね。ただ、タイムボードを見ると大体似たようなペースだって分かるし、今後のレースに向けてなかなか期待できるんじゃないですか。優勝争いの可能性もあるでしょ…ただし、かなり厳しいでしょう。ライバルらは手強いからね。

(ドゥカティでの)2年間、実際のところ一度も作業方針とか、ドゥカティが改善や問題解決に向け進みたい道ってものが分からなかった。」

[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2013年04月10日記事より抜粋]



グラツィアーノお父さんのライダー時代の写真って、ツイッターなんかでもちょこちょこ出てくるんですが…
あっ、表彰台に乗ってるのがありますねぇ。



そして、こちらが自慢の三つ編みをなびかせて走る勇姿!

これ…右横にいるショートパンツの少年って……
ヴァレンティーノさんですよねぇ…



お久しぶりネ!!クリックPrego

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