『ダカール、バレダ:海を上を走っていた』
★マラソンステージは、今年のタイトル獲得を狙うホンダにとって厳しい結果となり、特に総合首位だったホアン・バレダは4時間の遅れで総合24位にまで落ちた。
★バレダ選手のマシン『CRF450 Rally』の電気系統に深刻なトラブルが生じ、チームメイトであるJeremias Israel Esquerreに牽引してもらいゴール(イキケ)まで辿り着いた。バレダ選手はマシンではなく、不適切なコンディションのステージを選んだ運営陣に対し怒りを感じている。
★バレダ選手のコメント。
「結局、巻き添え被害で止まってしまったわけですよ…災難は、あのコースでしょ…あんな所を走らせられてしまって。海の真ん中を走ったんですよ。常識外でしょ。僕らがこれまでやってきた努力は全て、間違った決定のために無駄になってしまった。ずっと何も見えなかったんですから…視界ゼロで、そのうえ、水の上を走らせられたんですからね。とにかくレースやるからって言われて…その結果、僕のダカールは終わってしまったんです。」
★同じくホンダのパウロ・ゴンサルヴェスは被害を最小限に留め、現在、首位マルク・コマと9分11秒差で総合2位に付いている。
ゴンサルヴェス選手が第8ステージについて、次のように語った。
「この最初のマラソンステージは、本当にへとへとでした。第1日目は本当にテクニックが必要で…雨は降って危険は増すは、昨日は、また別の展開で…本当に海の上を走ったんですよ。安全面から僕らは走りたくなかったんだが…その後、スペシャル区間が始まって…多くの選手らがトラブルに遭っていてね…低体温症になっていたのもいたし。あれは走るべきじゃなかったんですよ…でも今日は、レースを再開すべく必要な事は全てやるつもりですよ。」
(2015年01月13日Omnicorse.it記事参照)
第8ステージ Uyuni – Iquique(マラソンステージ)ビデオ
Stage 8 – Bike/Quad – Stage Summary – (Uyuni… di Dakar
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