『マルケス：ストーナーと同じ手応え』
★ホンダは今回のテストにマシン10機を用意してきた（マルケス4機、ペドロサ3機、3機テストチーム用）。この他、ライダーが比較できるよう2014年版も待機させている。
マルケス選手が3機、ペドロサ選手は2機を試乗した結果、両選手とも同じマシンを選んだ。
★マルケス選手のコメント。
「駄目だったマシンは、ヴァレンシアでテストしたプロトタイプ機の路線で改良されてきた進化版なんですよ。あの頃は、フロントへの信頼感を高めようとしてたんだけど、ブレーキングでの効力がなくなってしまって。合格させたマシンは中間的なもので…2014年機と、さっきのプロトタイプ機のミックスなんです。でも、エンジンはそのままで…ちょっと難しい特性なんだけど、上手く調教できるよう電制システムに手を加えている最中です。」
【言うは易く行うは難し…】
「今日はスゴく大変な1日でした…冬期オフシーズン後、マシン3機の比較テストをするのは厳しいですよ。最終的には楽しんでましたけど…目標はどのマシンを選ぶかだったんで…目標達成ですね。もう今日の段階でブレーキングが改善されて…去年のレベルですよ…でも反対に、コーナー中盤で何かロスしてるんですよね。」
【今日1日ずっと、上位陣に離されていたようだったが…】
「終盤に新タイヤを履いたんです…パフォーマンス自体は重要じゃなかったんですが、でも良い感じになって…タイムも出てくれましたね。いずれにせよ、ヤマハ機がスゴく速いじゃないですか…去年の後半みたいですよね。それにドゥカティ陣もかなり速いし。でも、ほら、まだ第1日目だし…結論を出すには早いでしょ。」
【先週、セパンでストーナー元選手がテストしていたが…】
「ケーシー（ストーナー）のテストはホンダにとって大切なものだったんです…かなり色々な事を試してたみたいですね…まぁ、僕も全部検証してみたんですけど。最終的には、僕とケーシーの意見はかなり近いものです。でも、今日はケーシーのデータと比較している暇が全くなかったから。3機のテストで大忙しだったんです。」
（2015年02月04日Gpone記事参照）
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