『2017 フィリップアイランドテスト モトGP 1日目トピックス』
★強風。セッション開始時は気温が低かったが、その後、徐々に上昇し、気温36度、路面温度45度に到達。同トラックは高速ながら短距離。
★首位マルク・マルケス（ホンダファクトリー、1:29.497）。セパンテストでホンダは若干苦戦していた。昨年の自身によるPPタイムより速い。昨年レースでのファーステストラップ（※クラッチロー）より0.003秒遅い。ペースは無敵で1分30秒前半でコンスタントに12周回、1分29周回が2周回。
チームメイトのダニ・ペドロサは7位（＋0.784）。
★2位ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー、＋0.186、明日で38才）。セッション終盤の数分間にタイムアタック。同タイムはウィング内蔵カウルで記録。1分30秒前半は2周回、1分29秒台は1周回のみ。『Siberia』コーナーで転倒しそうになった。テスト最終日は雨予報が出ているため、明日、レースシミュレーションを行う予定。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは4位（＋0.492）。セッション終盤に新タイヤは履かなかった。ヤマハ機に乗って以来、初めてチームメイトより下位となるものの、ペース面では優勢。マルケス選手に接近したペースで、1分30秒前半は8周回、1分29秒台は2周回。
★3位アンドレア・イアンノーネ（スズキファクトリー、＋0.429）。同トラックは得意。電制システムに若干問題が生じ、しばらく中盤順位をうろついていた。
チームメイトのアレックス・リンスは19位（＋1.935、ルーキー）。
★5位カル・クラッチロー（ホンダLCR、＋0.568）。1分30秒前半で5周回こなした。昨年の同GPでは優勝。
★6位ダニーロ・ペトルッチ（ドゥカティ・プラマック、＋0.765、GP17機）。ドゥカティ勢トップ。
チームメイトのスコット・レディングは20位（＋2.258、GP16機）。スリップ転倒、本人に深刻なケガなし。
★8位アンドレア・ドヴィツィオーゾ（ドゥカティファクトリー、＋0.913）。同トラックは苦手。計64周回をこなし、16周回目に同タイムを記録し、その後はマシンのセッティングに集中。2017年版マシンも使用していたが、同トラックでは苦戦気味。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは11位（＋1.134）。ドヴィツィオーゾ選手とは0.2秒差。
★9位ジャック・ミラー（ホンダ・マークVDS、＋0.929）。最新エンジンは提供されていないが、ホームコースではある。
チームメイトのティト・ラバトは同テストには不参加。先のセパンテストで左膝に深い裂傷、右手の第5中手骨の橈骨と右足末節骨を骨折した。骨折の方はマシン操縦に支障ないが、膝の裂傷が開く恐れあり。
★1位〜9位までのタイム差が1秒未満。
★10位ジョナス・フォルガー（ヤマハ・テック3、＋1.081、ルーキー）。モトGPルーキーには厄介なトラックで健闘。
チームメイトのヨハン・ザルコは15位（＋1.370、ルーキー）。
★12位アルヴァロ・バウティスタ（ドゥカティ・アスパー、＋1.273）。転倒、本人に深刻なケガなし。
チームメイトのカレル・アブラハムは16位（＋1.682）。
★13位エクトル・バルベラ（ドゥカティ・アヴィンティア、＋1.274）。転倒、本人に深刻なケガなし。
チームメイトのローリス・バズは18位（＋1.752）。
★14位アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー、＋1.305）。16日（木）に新カウルを披露する予定。
チームメイトのサム・ロウズは21位（＋2.810、ルーキー）。2回転倒。13時前の転倒ではマシンを激しく損壊（下記画像）。本人に深刻なケガなし。
★17位ポル・エスパルガロ（KTMファクトリー、＋1.703）。転倒。
チームメイトのブラッドリー・スミスは22位（＋3.193）。
（2017年02月15日『Gpone』記事参照）
（2017年02月15日『Gpone』記事参照）
（2017年02月15日『Motorsport.com』記事参照）
（2017年02月15日『Moto.it』記事参照）
（2017年02月15日『SKY』記事参照）
（2017年02月15日『SKY』記事参照）
『2017 フィリップアイランドテスト モトGP 1日目リザルト』
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