MotoGP

イアンノーネ首位『ふざけてるわけじゃなく、まだ限界がある』2018カタールテスト

『イアンノーネ:ふざけてるわけじゃなく、まだ限界がある』

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★アンドレア・イアンノーネ(スズキファクトリー)がカタールテスト2日目に、首位(1:54.586)を獲得した。

★同テスト初日も3位だった。

★イアンノーネ選手のコメント。

「ルーキー選手でもあるまいし、テストで首位と取ったからって感激してる場合じゃないんで。ここでは、もっと他の目標があるんでね。僕の目標は常に前にいて、重要なポジションを争っていくことです。
マジで言ってるし、誰かをおちょくるつもりもないが…今日、追われる立場にいたって何の意味もないから。明日、そして、レースウィークエンドがどうなるかを突き止めなければならないわけでね。
焦ってはいませんよ。今のところ、なかなか良い感じで操縦できてるんだから。落ち着いた気分ですね。
ただ、レースシミュレーションでは隠しようがないから。いまだ、ちょっと苦戦しすぎでしょ。2017年がこんな感じでした。
タイヤがタレるとマシンが反応して、ピリピリしだすんです。フロントが特にね。だからこそ言ってるんですよ…まだまだ手を入れる必要があるって。
スピードは満足しているが、100%満足ってわけじゃないです。」

【問題はタイヤ消耗だけではない…】
「限界点があるんですよ。例えば、直線コースでオーバーテイクをかけるのがかなりしんどいんです。遅いもんだから。
ここは忘れちゃいけない点でね。レースに向けて改善しなければ。周回を重ねるごとに戦闘力が上がるよう作業していきます。頑張りますよ。
ブリーラムテストではペースは良かったのに、新タイヤを生かせずにいたんです。ここカタールはまた違うタイプのトラックなんで、色々と変わってきたんでしょ。
好リザルトのおかげで機嫌は良いですけどね。実際、それなりに喜んではいるから。大喜びはしませんよ。まだまだ改善しなければならない所があえいますからね。
レースシミュレーションなんかは、まだ思ったように行ってないんで。ドヴィツィオーゾのドゥカティ機の方が前でしたからね。
マシンをもう少し操縦しやすくして、安定させなければ。もっと速いペースで走れるようにね。
新タイヤでのタイムはポジティブだったが、燃料満タンの時は状況をコントロールしづらいんですよ。特に序盤ラップがね。」

【今後はどうなりそう?】
「予想なんかは、あまりする気になれませんね。『最後に笑う者が勝つ』って言うじゃないですか。まぁ、どんな風になっていくかなんて、今はなんとも言えないですよ。日曜のレースが終わったら、もう少し分かってくるでしょう。うちの現状は、ベースは良いが、開発が待たれる側面もありますから。」

(2018年03月02日『Motorsport.com』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. aho より:

    むらっ気なのは誰もが知っているけど、今年こそ覚醒を期待している。シーズン通してメンタルが安定していればなあ…。

  2. にわか より:

    大人すぎるイアンノーネに違和感

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