バニャイア『タイヤ選択ミス、クアルタラローのことは意識したくない』2021カタルーニャGP

『バニャイア：タイヤ選択ミス、クアルタラローのことは意識したくない』

★6月4日、カタルーニャGP決勝戦でフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が7位だった。

★同リザルトにより総合4位に降格した（首位とは27ポイント差）。

★バニャイア選手のコメント。

「リアをミディアムタイヤにして挑んでみたんですが、間違いでした。でも、チームと一緒に決めたことなんで、不満はないです。
上手くタイヤをコントロールできると思ったんですが、終盤ラップはもう逝ってしまって…コーナー進入でリアが使い物になりませんでした。アッと言う間に転倒しかねず、また0ポイントとかになってしまったらと思うと…。
僕はブレーキングとコーナー進入がけっこう強いんですが、スタイルを変えなければならなかったんです…リアが流れてしまいがちだったんで。
ムジェッロが0ポイントだったんで、今日はなんとしてでも完走しなければならなかったんです。」

【タイトル争いに向けて、またポイントロスしてしまったが…】
「クアルタラローのことを意識したくはないんですよ…自分自身に目を向けていたいんで。今シーズン、まだ先は長いんだし、伸ばしていかないと。
シーズン初めは好調だったし、表彰台にも上がり、去年、苦戦したトラックでも速い走りができてたんですけどねぇ。ところが、ムジェッロでは凡ミスをしてしまい…多分、表彰台を取りそこねてしまったのでしょ。そして、今日はタイヤでミスですよ。
ザクセンリンク以降、得意なトラックがいくつか回ってくるけど、とにかく、ここ最近のレースリザルトには喜んでられませんよね。」

【現在、ヨハン・ザルコがドゥカティ勢で最も好調のようだが…驚いている？】
「ぜんぜん驚きませんよ。モトGPの参戦歴も長く、最新ファクトリー機に乗ってるんですからね。
ヨハンは好結果を出しているから、タイトル争いでは確実にライバルの1人ですよ。上位で当然だから。なんと言っても、シーズン序盤は大勢のライダーが、僕よりヨハンに注目してたんですから。」

【明日はこのままバルセロナでテストだが、役に立ちそう？】
「多分、トラック一番乗りで作業を開始すると思います。今、抱えている問題を解決できればと思ってます…今後のレースで役に立ってくれるようにね。確か、僕の記憶が正しければ、ザクセンリンクもグリップはイマイチだったはずだから。」

【ファビオ・クアルタラローは、ファスナー全開で失格にされるべきだったと思う？】
「きっと暑かったんでしょうねぇ（笑）。冗談はともかく、僕は選手であって、レースディレクションの一員ではないから、その件に関して口を挟む気はありませんね。」

Bagnaia: "Ho sbagliato gomma ma non avrei comunque lottato per il podio": "La tuta aperta di Quartararo? Probabilmente aveva caldo. La Moto3 sta diventando pericolosa, la Direzione Gara deve fare un discorso serio ai piloti" https://t.co/beXRxfWEec pic.twitter.com/8MEFcAaTQk

— gpone.com (@gponedotcom) June 6, 2021

（参照サイト：『Gpone』）

ムジェッロでピッロにザルコと同じシフトレバー問題が起きていた…って話は、note『2021イタリアGPまとめ』でどうぞ！