
『バニャイア:タイトル争いをするなら、僕もドゥカティ機も改善しなくては』
★6月27日、オランダGP決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、グリッド12位から6位でゴールした。
★レース中、コース外走行によりロングラップ・ペナルティを受けた。
★現在の総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(156ポイント、ヤマハ)
2位ザルコ(122ポイント、ドゥカティ)
3位バニャイア(109ポイント、ドゥカティ)
4位ミール(101ポイント、スズキ)
5位ミラー(100ポイント、ドゥカティ)
★バニャイア選手のコメント。
「今日は満足しても良いはずなんですけどね…最善を尽くし、全力で挑んで行ったのだから。ただ、タイトル争いのチャンスを掴むには、一歩前進しないと…僕にしてもマシンにしてもね。
作業は山積みだし、夏休みを利用してオーストリアGPに向けて準備していきますよ。チームともじっくり話し合って、プラスアルファの何かを探り出さないと。今のところ、ヤマハ機の方がうちより一歩リードしてますからね。」
【現在、そのクアルタラロー選手と47ポイント差だが…】
「かなりのもんですよねぇ…!
僕は常に全力で頑張ろうとはしてるけど、今も言ったように、ライダーとしての僕もドゥカティ機も、もう一歩前進しないと。
タイトル争いに加わっていくには、もっと改善し、いつもうちが苦戦しているトラックで稼いで行けるようにしないと…例えば、今回のアッセンみたいなトラックでね。」
【今回は追い上げて行くのに、ドゥカティ機の馬力をフル活用していたが…】
「でも、当然のことながら、馬力が高くても1周タイムが速いとは限らないんで。直線コースではクアルタタローを抜けますけどねぇ…最終シケインを僕は高速で立ち上がって行けるけど、クアルタラローはけっこう失速してたから。
でも、僕は第12コーナーで0.5〜0.6秒ロスしてしまうんですよ…クアルタラローだけじゃなく、ナカガミまで僕より速かったんですから。
今日は本当に難しいレースでした。」
【もしロングラップ・ペナルティが科せられていなかったら…?】
「最高で3〜4位にはなれたでしょうね…ただ、ディフェンスレースしかできなかっただろうけど。うちから見て、ヤマハ機は速すぎるんですよ。クアルタラローに付いて行こうと思ったら、かなりプッシュしなければならなかったし…そう言う風に走ってると、アッと言う間にミスしてしまうものだから。
トラック後半ではマシンが大人しく走ってくれず、僕はしがみついてなければならなかったんです。風に押されて、グリーンゾーンに2回乗ってしまいました。ただ、そう言うのは予測しておくべきことですから。僕のミスです。チームに謝りましたよ。
マルケスとの競り合いではミスを繰り返さないように走るのが大変で…マルケスの前を走るのは容易なことじゃないですからね。」
Bagnaia: "Per giocarci il titolo sia io sia Ducati dobbiamo migliorare": "Avere più cavalli non significa essere più veloce. Non è la Yamaha a essere la miglior moto, ma Quartararo a essere il miglior pilota" https://t.co/tgbAeVBsXc pic.twitter.com/G8R6Pzx0T0
— gpone.com (@gponedotcom) June 27, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
ザクセンリンクでドゥカティ機はタイヤ温存ができるセッティングを探り当てられなかったって話は、note『2021ドイツGPまとめ』でどうぞ!
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高速サーキットでドゥカティをパスするのは難しいなって
正直一周タイムだけ見るとペッコはあのレース完全に蓋になってたから
さりとてただパスするだけじゃ後のストレートで抜き返される
まともに戦おうとすると中上のようにタイヤが終わる
2022年は8台のドゥカティ相手に他メーカーは戦わなきゃいけないからヤマハが逃げたいなら更に予選が加熱するなあ…
あとはドゥカティ機同士の泥沼にもなるかもしれない
速いライダー揃ってるしね
>うちから見て、ヤマハ機は速すぎるんですよ
wwwまさに「隣の芝生」
ヤマハはコーナー区間で抜いた後ストレートで
パスされない距離まで差をつけなければ
抜いたことにはならない。
ホンダとヤマハとの間で昔からずっとずっと繰り返されてきたこと。
今はドカティになったけど。