『ズィーレンベルグ:ロッシは諦めてない、モルビデッリの問題はマシンじゃない』
★ウィルコ・ズィーレンベルグ氏は、長年、ヤマハファクトリーでトラックアドバイザーとして働き、2019年にペトロナスがヤマハと組んでモトGPチーム参戦を始めた際、同チームのマネージャーに就任した。
★今シーズン前半9戦で、同チームは表彰台を1回しか獲得していない(ヘレス戦でフランコ・モルビデッリによる3位)。
★同チーム選手の総合順位は以下のとおり。
総合13位フランコ・モルビデッリ(首位と116ポイント差)
総合19位ヴァレンティーノ・ロッシ(首位と139ポイント差)
★ズィーレンベルグチームマネージャーが最近のインタビューで、次のように話した。
【今シーズン前半については?】
「去年はなかったんですが…今年はリアに問題が出てきてしまって。フレームやタイヤ、サスペンションなんかとの相性が最悪と言うか…ちょっと説明のしようがないんですけどね。
それと、チャンピオンシップのレベルが去年よりも上がってるじゃないですか。全選手、進化していて…マシンもそうですしね。」
【モルビデッリ選手が最新ファクトリー機に乗れないことを嘆いているが…】
「フランコのストレスは、よく分かりますよ。ただ、現在、彼が他の選手と同じマシンに乗っていたら、もっと調子が良いかどうかは何とも言えませんよね。今年の冬季シーズンは、テストががっちりできなかったのだし。もっと走りやすかったかどうか…なんとも言えないですよ。」
【ロッシ選手が絶不調で、今年いっぱいで引退するのではと噂されているが…】
「私の方から彼に、ストラテジーなり取り決めなりを説明する必要はないわけで…レースのことは熟知してるわけですからね。白状するならば、現在、私の方が彼から学んでいる状態ですから。
私がファクトリーチームにいた頃は、ヴァレンティーノとはあまり密接な関係ではなかったんですよ。彼は彼のグループと作業していたし、私は別のグループにいたんで。現在はコラボしていかなければならないわけで…なかなか上手く行ってますよ。
引退に関しては、本人が決めることなんで。現時点は作業を重ねている最中で、ギブアップせずに問題を解決しようと取り組んでいるんです。ヴァレンティーノも同様ですよ。
直線コース脇にあるスタッフコーナーでヴァレンティーノの姿を見ていると、とにかく、戦い続けていて、諦めていないと言うことが良く分かります。転倒してしまうのは、限界ギリギリのところを模索してる時なんですよ。」
MOTOGP – Stagione #MotoGP molto difficile a per il team Petronas #SRT. Wilco #Zeelenberg ritiene che una M1 factory non risolverebbe i problemi di Franco #Morbidelli#Corsedimoto @MotoGP https://t.co/MdpQrmA8HR
— corsedimoto (@corsedimoto) July 22, 2021
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
クアルタラローが「ロッシ後継者と呼ばれ、当初はプレッシャーがあったが…」って言ってた話は、note『2021オランダGPまとめ』でどうぞ!
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個人的にロッシ選手は新コロナ感染騒動休暇前後でガラリと戦績が変わっている点が非常に気になっております。
鈴木竜生もコロナになってから調子良くてポールでも決勝では上位で走り続けられなくなってるような印象がある
去年の調子良い時は10位以下に落ちることってあまりなかった記憶がある