『KTM、無神経公表:ペトルッチ放出、後任はラウル・フェルナンデス』
★8月7日、モトGPのFP4セッション中、KTMが今シーズン末にダニーロ・ペトルッチを放出し、後任にラウル・フェルナンデス(モト2ルーキー、現在は総合2位)を昇格させることを公表した。
★フェルナンデス選手は2022年より、レミー・ガードナー(現在、モト2総合首位)と共にKTMテック3から参戦する。
★ペトルッチ選手のコメント。
「驚いてはいないですよ。電話に出てもくれないのに、契約更改をしてくれるなんてなかなか思わないものでしょ…。まぁ、礼儀って意味からすると、きちんと電話に出るとか、もう何時間か後に公表してくれる方が妥当だとは思うんですけどね。
期待通りのリザルトを出せなかったのは確かだし、オランダ戦の時なんか、僕は自分で『僕がKTMの幹部なら、ラウル・フェルナンデスの方を取る』と言ってたぐらいですからね。
ただ、(KTM側から)それなりの発言があったのに…『まだ何も決めていない』なんて言っていたのに、こう言うことになってしまうと…もう、笑っちゃいますよね。随分前から、すべて決めていたってことでしょ。」
【しかも、公表のタイミングが…】
「先週の木曜日とか、その前とか…もっと前とか、発表のしようがあっただろうにね。けっこうびっくりですよ。
こっちだって、分かってはいたけど言うわけにはいかないし…で、むこうから発表したってわけでね。舞台裏の諸々を知っていると、けっこう『愉快な話』ではありますよ。」
【公表後、KTM側からなにか話はあったの?】
「ええ、さっきミーティングをしました。正式に解雇されたんですが…僕なんか、ライダースーツ姿のままだったんですからね。
この業界の『素晴らしさ』ときたら、もう、驚きの連続ですよ。まぁ、とにかく驚いたし、6月から今日までの何名かの行動に関してはがっかりもしてます。
それでも、KTMと約束しましたよ…今後も僕はKTMのマシンを買うからって(※オフロード用)…買えるような状態ならばね。」
【来年以降の進退については?】
「分かりません。あらゆる可能性に対してオープンな姿勢だし、もう動き始めてもいます。
重要なのは僕のことを本当に信じてくれているかどうかなんですよ…頭数を合わせるだけに走りたくはないんで。」
【後悔などは…?】
「正直に言えば、自分で期待していた以上のところまでたどり着けてますからねぇ…まぁ、他の選手同様、タイトル獲得の夢を見たりもしたけれど。ただ、本来の夢はオートバイ操縦をすることだったのだし、それは叶ったから。
あいにく、この体格と体重のせいで、楽に戦闘力を上げていくことはできないでいるけど、それは自分でも分かってることだから。
モトGPで優勝してからまだ1年も経ってないのだし、皆が出せる結果ではないですからね。僕は常に取るべき責任は果たしてきたけれど、ただ、客観的に見て、明らかに障害があるわけで…僕はペドロサより…KTMのテストライダーより40kgも重いんですから。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Moto.it』)
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KTMさすがのファミリー(笑)ですね
40キロ差!
重そうとは思ってたけどそこまでとは知らなんだ
叩き上げで好きなライダーだったんだけどなぁ
一気に二人も応援する人減るのか…
スポーツは結果が大切なのは分かりますけど、欧州メーカーは結果を出せない選手にはかなり冷たい感じですね。
ペドロサ公式には53キロだったけど、ペトルッチまた重くなったの?
フェルナンデスの名前を聞くたびにヒルナンデスに聞こえる。
KTM育成外の外様選手だから扱いが雑なんでしょうかね。
KTM側としては折角育成した選手を他メーカーに横取りされるという危機感がラウル・フェルナンデスの契約を急がせたんでしょうね。
なんだかMotoGP全般で選手の扱いがF-1に似てきた気がしないでもない・・・
こういう所は真似してほしくは無いんですがねぇ。
良い選手を確保しようとなると育成段階で囲い込むのが有効なのは理解できるんですが。
40kg!?
今は90kg以上あるってこと?
青山博一を事前連絡無しで解雇したことは忘れない。
40キロって・・・
ペドロサ、ペトルッチ、双方の体重は何キロなんでしょう?
以前KTMはペトルッチがラリーに出場するとしてもサポートできるかも知れないみたいなこと匂わせてたんだけど
この関係性見ると難しそうだねぇ
とはいえドゥカティから放出された時ペトルッチを拾ったのもまたKTMだから
ぞんざいな扱いをしなければ放出選手にチャンスを与えた
(しかし選手側が応えられなかった)で美談になってたと思うんだよね
日本人の目線から見るとイメージ戦略下手くそに見えるんだけど
ヨーロッパ目線だとまた違って見えるのかな
VR46のシートが未決定ですよ!
まぁ良くも悪くもファミリー体質なんだろうねぇ
ザルコは違約金無しに解除したり、ペトルッチの場合は一年契約でこの成績ならわかってるだろ?と言わんばかりの扱い
ナァナァ体質が見え隠れする日本のファミリー経営みたい(笑)
ホンダのラリーチームで、KTMに勝つなんてどうでしょう。