MotoGP

ロッシ、最後のモトGP木曜会見[その2]:2021バレンシアGP

『ロッシ、最後のモトGP木曜会見[その2]』

★11月11日(木)、ヴァレンシアでの今シーズン最終GPに向け、今回で引退となるヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)のためにドルナが特別会見を開催した。

★16時02分(現地時間)、会見開始。会場には多くの選手が集まっている。

[ その1はこちら ]

16時15分
「日付けの数字には、数秘術のような…なにか意味があるものだと言うことは分かってたんですよ。4ヶ月前にそのことに気づき…まぁ、神様を説得するのは容易ではないわけでね!
ただ、これまでのキャリアでは、『46』に関連したことが本当に多く…色々と偶然が重なっているのか…もしかしたら、それが何かのサインなのか。まぁ、ただの偶然かどうか…分かりませんけどね。
とにかく、そのことに気づいた時は、『コンチクショー!』って思いましたよ。」

16時16分
「唯一、後悔があるとすれば…なにがなんでも10回目タイトルを取りたかったと言うことですね…それが可能な走りだって、できてたんだから。
最後のタイトル獲得は2009年なんで…まぁ、一世代前ってとこでしょ。2015年に取れてたら幸せだったでしょうねぇ…世界チャンピオンとしての寿命をもう少し延ばせたわけだから。しかも、10回って言うのはキリも良いし。
ただ、実のところ、後悔はしてないんですよ。『9』って言う数字も、これまでのキャリアでけっこう縁が深いんで。まぁ、ちょっとアンラッキー・ナンバーって感じもあって…引き寄せない方が良かったかもね。
ヘレスで表彰台に上がった時、キャリア199回目だったんで…『多分、これが最後だな』って思ってました。本当は200回獲得したかったけど、まぁ、たいした問題ではないでしょ。
常にタイトル争いをし、レースでは表彰台争いをしてきたんだから。悔いはありませんよ。」

16時18分
「オーストリア戦以降、二輪レースにとって自分とは何だったのか?と言うことが良く分かってきたんですよ。
それまでは誰でもするように、内側からキャリアを見つめてきたわけで…トンネルの中で…ある枠の中で集中し…多分、皆、そうしてるんだと思うんですけどね。
後退することも、今、自分の周りで何が起きているかを認識することも難しく…とにかく、常に集中しているわけだから。そう言ったことが腑に落ちた時は、素晴らしかったですけどね。」

16時20分
「なに一つ、変えたいものなんてないですよ。ここ何年かは、時々、自分のキャリアが終わりに近づいていると言う感じがし…2012年以降は特にそうでしたね。
再スタートを切れる力があるかどうかも分からず、でも、そうやって10年走ってきたわけだから。ネバーエンディング・ストーリーは、終わった時こそ素晴らしいわけで。
今後の夢は良い人生を歩み、そして、父親になることですね。なんらかの形でトラック入りはするだろうけど、でも、これ以外の夢はありませんよ。モトGPチャンピオンになると言う夢は、もう実現させたんだから。」

[ その3に続く ]

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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