MotoGP

ドビツィオーゾ『ストーナーの不安障害の話は驚かない』

『ドヴィツィオーゾ:ストーナーの不安障害の話は驚かない』

★2月5〜6日の日程で、モトGPのセパン公式テストが行われる。

★アンドレア・ドヴィツィオーゾ(今年3月で35才)は2020年末にドゥカティを離脱し、昨年9月よりフランコ・モルビデッリ後任として『ヤマハWithU RNF(※旧ペトロナスSRT)』チームに加入した。
今年は最新ファクトリー機で参戦を続ける。なお、昨年のチームメイトはヴァレンティーノ・ロッシだったが、今年はダリン・ビンダーである。

★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。

「1年近く休んだことで、リフレッシュできたと言うか…物事を今までとは違う視点で見られるようになりましたね。
正直なところ、年を取ったなぁ〜って感じはしないんですよ。その点はポジティブなことだと思ってます。
ただ、ヴァレンティーノ(ロッシ)が言ってたように、辞めたら諸々が変わってしまうのだし、そう言う状況下に身を置くには限界を越えないといけないんだろうなとは思います。
まぁ、ジタバタはしてませんけどね。肩の力は抜けてますよ。」

【今年の目標は?】
「こうしてまたセパンに来れて嬉しいし、特に目標は掲げずスタートするつもりです…まぁ、なにを目標にすべきか、良く分からないんで。
セパンテスト中に現場でのそれぞれの実力が見えてくるだろうし、うちのポテンシャルも分かるわけだから、色々と考えも出てくるでしょうけどね。」

【最近、ストーナー元選手が不安障害であることを明かしていたが…】
「その記事は読んでないんですが、話題にされているのは耳に入ってました。
なんて言うか…ライダーが何をどう感じるかは、当の本人にしか分からないことですからね。驚いてはいませんよ…これまで多くのスポーツ選手らが勝ちまくっていても、ストレス関連の問題を抱えていたと言う話はよく聞きますから。
勝利選手が何年もの間、プレッシャーを上手くコントロールしていくなんて…どんどん難しくなっていくわけだから。実際、モトクロスなんかは、30才前に引退してしまう選手がけっこう多いんですよ。」

【しかも、今はネットに色々と書き込まれてしまうから…】
「僕の人生、現時点ではプレッシャーのコントロールはそれほど難しくないんですよ…世間の人達が思ったり書き込んだりすることに対して、あまり意識を向けないようにしてるんでね。
SNSのおかげで、いまは万人が自由に意見を述べられるようになっているけど、僕はあまり気にしないようにしてるんです。多分、それが一番のストラテジーじゃないかと思うんですよね。」


(参照サイト:『Gpone』)

ドゥカティは2020年に物語が1つ終わり、2021年は再構築できたって話は、『深堀り特集:スズキに何が起きているのか?なぜドゥカティは再生できたのか?』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. タディの星に願いを より:

    外野は不安障害ってカテゴライズしてそこに片づけたくなるものなんだよね。10年以上も心拍数200で45分間しのぎを削る職業なんだからそんな簡単に決められるものじゃないと思う

  2. より:

    最近になってようやく診断されたということで、簡単には決めてないと思いますが。外野とは誰のことでしょうか。片付けるとかではなくて治療の為の疾病理解ということでしょう。はっきりとした診断が欲しいという方も多くいます。不安障害ではありませんが私も精神疾患を抱えてるので、そのような意見を見ると悲しくなります。

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