『クアルタラロー:モルビデッリはマシン開発に参加できる状況じゃない』
★3月26日(日)、ポルトガルGP決勝戦でフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)が14位だった。なお、首位とは27.050差。
★FP総合20位で、予選1で7位、スタートグリッド17位だった。
また、スプリントレースでは14位だった。
★ポルティマオテスト最終日に、チームメイトのファビオ・クアルタラローは3位だったが、モルビデッリ選手は19位だった。
★しばらく前からヤマハ側はマシンの改善に励んでおり、モルビデッリ本人もライディングスタイルやライディングポジションの改善に懸命に努力している。
なお、クアルタラロー選手はモルビデッリ選手について、「うちは大きく引き離されていると言うのに、チームメイトは(マシン開発作業に)参加できるような状況じゃない」と不満を抱いている。
★現在、ヤマハにはプライベートチームがないため、マシン開発作業はファクトリー選手2名のみで行わなければならない。
なお、ヤマハでは5月初めのヘレステストまで、新マテリアルの投入を予定していない模様。
★マイオ・メレガッリ氏(スポーツディレクター)のコメント。
「モルビデッリは改善すべく努力していたが、叶わなかったようでね。
我々の方ではデータを検証し、次戦で彼がマシンの実力を充分に引き出せられるよう確認していきますよ。」
★モルビデッリ選手のコメント。
「本当に厳しいレースでした…ポジティブな点に気持ちを集中させていかないと…。
ちょっとだけ改善できたし、レースではけっこうコンスタントに走れました。完走することができたし、2ポイント獲得できましたからね。
アルゼンチンGPで改善が見られるよう、心の底から願ってます。早く現地入りしたいですよ。
うちのライディングスタイルはかなり異なっていて、(ドゥカティ機に比べ)かなり速い区間もあるけれど…かなり遅い所もあるんです。
他のマシンの後ろに付くと、けっこう危険なんですよ。
皆、好調そうだし、順位を上げていくために何でもできそうな様子なんですよね。
間違いなく、これは男のスポーツなんだし…次の週末までにモヤモヤをちょっと消化しておかないと。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ヤマハは選手1名のコメントだけでマシン開発をしている…って話は、note『2023年ポルティマオテストまとめ』でどうぞ!
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アコスタやフェルナンデスやマルティンを逃したらトプラックとモルビデリをトレードとかありそうですね
モルビデリ。シーズン途中でヤマハやめるかもな。
去年と違い初戦を終えて、ファビオのストレスはかなりの状態だし。
口にはしないが膝の状態も完治してないと思う。
ファビオは四面楚歌、サテライトチームがないうえにチームメイトも不調から抜け出せず、開発どころではない。 文句の一つも言いたくなっても仕方がない。ヤマハはファクトリーライダーには原則かなりの敬意を払う。サテライトチームに最新のファクトリー機を基本渡さない。現況は、その悪影響が出てしまっている。 サテライトに最新のファクトリー機を出さないためプライベートチームはヤマハ以外のメーカーを選ぶ。 VR46を取るチャンスを逃したのが全て。一年だけ3チームになったかもしれないが、後の状況を見れば、それが正解だった。ホンダ、ヤマハとも、問題発生時の問題解決のスピードが遅いという日本メーカーの欠点が如実に出ている。
フランコもファビオも頑張ってくれ!まだ開幕1戦目消化しただけ、先は長い。
しかしこの問題、セパンからのテスト段階でM1の問題点がクリアしてないまま、
旧型のパッケージで落ち着いて、昨年と同じ様な問題が出てくるのは必然の話で・・・。
それをメレガッリはライダー責任に転嫁してるコメントに怒りや呆れより笑ってしまう。
恐らくヤマハの前半戦の流れは、金曜予選からもたついて、上位進出が出来ずに
常にQ1スタート。結果、中団に沈み、ファビオも表彰台には中々登れなくなりそう。
ヤマハ首脳陣は「今、懸命に作業してる」の一点張り。ライダーの
モチベーションは駄々下がり。そこが心配。まあ前半戦のしばらくはストレスな
レースを強いられ、最悪、この二人もビニャみたいに、ちゃぶ台返しみたいな
事にならなければいいのだけど・・・初戦からのヤマハの手詰まり感がヤバ過ぎる。
頑張ってるのも分かるんだけど結果が付いてこない。
今年、優勝でもしない限り今年一杯だろう。
それどころかシーズン途中で放出されかねない。
でも最悪それでも、いいじゃないの。
今のままでは恐らく改善は無理。
VR46に戻って来年はモト2から再スタートしても
いいのでは?