MotoGP

失業ライダーが代役参戦で表彰台!アンドレア・ミーニョ:アルゼンチンGP

『ミーニョ:失業ライダーが代役参戦で表彰台!』

★4月2日(日)、アルゼンチンGP モト3クラスの決勝戦でアンドレア・ミーニョ(27才、CIP Green Power)が、グリッド9位から3位でゴールした。現在、総合6位。

★ミーニョ選手は2015年から同クラスにフル参戦してきたが、2023年シーズンのシートを確保するには多額の資金調達をしなければならず、結局、就活浪人となり、ポルトガル開幕戦では招待客として現地入りしていた。

★しかし、ポルトガル開幕戦でロレンツォ・フェロンが右肩を負傷し、手術したため、アルゼンチンGPにはミーニョ選手が代役参戦することとなった。

★なお、アルゼンチンGPでのミーニョ選手の最高リザルトは、これまでは2017年の5位だった。

★ミーニョ選手のコメント。

【代役参戦で3位となり…】
「ウェットでの表彰台って、初めてなんですよ!空港に着いた時から、もう全てが楽しかったんですよねぇ。
ロレンツォ・フェロンが速攻で回復し、また大好きなことができるよう願ってます。」

【今回のレースについては?】
「(最終ラップの1周前で)てっきり、もう終わりだと思っていて…2位でゴールしたのに、チェッカーフラッグが出ないんですよ!
そうしたら、直線コースでどんどん抜かれてしまって。」
でも、けっこう強めのブレーキングができてね…何回か接触もあったし、最後はディオゴ(モレイラ、2位獲得)と競り合いになって…」

【パルクフェルメにはVR46アカデミーの選手らが集まり、かなり盛り上がっていたが…】
「みんな応援してくれて…素晴らしかったですよ。
いつもはあっちが好結果を出して、こっちが駆けつける側なんだけど、今回はあっちが来てくれてねぇ。本当に素晴らしかったですよ!」

★なお、ミーニョ選手は次のオースティンとヘレスでも代役参戦する予定で、ル・マンに関しては、未定である。
『CIP Green Power』は仏チームであり、フェロン選手もフランス出身のため、できれば、ル・マンで復帰したいはずである。

★ちなみにフェロン選手は、以前、ヨハン・ザルコのマネジャーを務めていた故ローラン・フェロン氏の息子である。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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