MotoGP

ヤマハ『なぜミルではなくリンスを選んだのか?』リン・ジャービス

『ジャーヴィス:なぜミールではなくリンスを選んだのか?』

★8月11日、伊サイト『Gpone』が、ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)のインタビュー内容を一部公開した。

トプラク・ラズガットリオグルを失い、今度はフランコ・モルビデッリとも袂を分かつこととなったが…】
「SBKは私の担当ではないんですよ…『ヤマハ・ヨーロッパ』の管轄ですからね。
(『ヤマハ・ヨーロッパ』は)継続を希望していたようだが、BMWがかなり強引なアプローチをし…しっかりとしたオファーで気持ちを掴んだみたいですね。
トプラク本人も新しいことに挑戦してみたかったそうだし…。まさに挑戦なんじゃないんですか…BMWのパッケージはヤマハレベルではないのだから。
まぁ、もったいない話ですよ。トプラクと言えば、スター選手だし、ヤマハの顔でしょ。個性的な選手を失うんですから、惜しい話ですよ。
一方、フランキー(モルビデッリ)については、ヴィニャーレス離脱後、特殊な状況になってましたからね。
フランキーがファクトリー昇格した際、ラモン・フォルカーダ(チーフメカニック)を帯同させることができなかったんですよ。ラモンは別のチームを担当していましたから。
ただ、そうした決定が間違いだったとは思っていません。ラモンのことは本当に高く評価しているし、一緒に決めたことですからね。
当時のうちのパッケージは良いものだったし、チーフメカニック変更によりフランキーに限界が生じてしまったわけではないです。」

【そして、モルビデッリ後任として、ヤマハはアレックス・リンスを選んだが…】
「良い闘士ライダーですからね。
ジョアン・ミールは腕の立つ、速いライダーではあるが、モトGPで1回しかレース優勝してないでしょ。
アレックスの方はもっと天性の才能と言った感じで、時々、びっくりするようなことができるじゃないですか。
今年、ドゥカティ以外でレース優勝した唯一の選手なのだし、(去年は)スズキ機で2勝し、今年はホンダ機で1勝したわけでしょ。
もちろん、オースティンはアレックスの得意コースではあるが、とにかく、姿勢がポジティブだし、並列4気筒エンジンの経験もありますから。
なにより、本人がヤマハ加入を強く希望していましたしね。」
(※おそらく、当インタビューはブリティッシュGP決勝戦前に行われたものと思われます。)

【リンス選手が駄目だった時のB案もあったの?】
「ありましたよ。
アルボリーノが成長してきているので…ただ、先の話ですけどね。今のうちはルーキー選手を取る気はないんで。経験のある選手が必要なんですよ。
とは言え、モルビデッリとリンスのどちらが上かは分かりませんけどね。まぁ、選手選びは常に賭けなんで。なんの保証もありませんからね。
とにかく、チームの入れ替え時でもあったし、フランキーにとっても良い選択だったんじゃないんですか…新たな励みになるでしょうから。」

★同インタビューからの抜粋記事は以下のとおり。

・『ホンダがクアルタラロを狙っている…
・『マルケス加入もあり?V4エンジンに変更もあり?
・『プライベートチームにVR46を口説くのは難しすぎるのでは?
・『モトGP撤退など根も葉もない!ヤマハに迷いはない!!
・『いつ頃、マシンは改善されるの?

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. kai より:

    次はクアラタラロに逃げられないように…

  2. fuji より:

    スズキ時代は安定性のミル、瞬発力のリンスって感じだったけど
    今のミルに安定性は無いもんな

  3. ヒザスリけんちゃん より:

    ヤマハはクアルタラロ残留より、ペドロサに車両診てもらった方がいいのでは?獲得簡単じゃないと思うが

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