マルティン『タイヤ選択ミスで疲労困憊してしまった…』2023 インドGP

『マルティン：タイヤ選択ミスで疲労困憊してしまった…』

★9月24日、インドGPのモトGP決勝で、ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）が2位だった。現在、総合2位である（※首位と13ポイント差）。

★レース中、ライダースーツの前ファスナーが開いてしまった際は、賢明にもすぐに直していた。ゴール後は疲労困憊し、パルクフェルメでは水を求め続け、スタッフ陣に介抱されていた。

★マルティン選手のコメント。

【そんな状態なのにライダースーツのファスナーもきちんと直し、終盤はクアルタラローと競り合って2位を確保し…】
「ラスト6周ぐらいでヘロヘロになってしまい、どうやって完走できたものやら…。
好ペースを維持することはできたけど、実は、リアタイヤのチョイスをミスってしまい苦戦してたんです（※ライバル陣がソフトだったのに、ミディアムを選択していた）。
パフォーマンスを維持するだけでも大変だったのに、身体への負担が凄くって…それで最終ラップでミスってしまい、クアルタラローに追いつかれたんです。でも、なにがなんでも2位を確保しなきゃと思って…。
タイトル争いでは（バニャイアと）と13ポイント差になりましたからね。このまま頑張っていかないと…勝つためのものは全て揃ってるんだから。」

【リアタイヤをソフトにして、勝負に出ようと思ったの？】
「長いレースになってしまいました…スタートは良かったのだけど、第1ラップの時点でタイヤをミスったことに気づいて…。
本当はベス（ベッツェッキ）に喰い付いていくペースはあったんですけどねぇ…金曜からずっとそうだったでしょ。
結局、ペッコ（バニャイア）から離れないようにして…ペッコが転倒してからは、完走することだけを考えてました。
完全に脱水症状を起こしてしまい、本当に完走するのが大変だったんですよ。」

（参照サイト：『Moto.it』）

タイトル争い、マルティンの可能性が高くなってきているって話は、note『2023 サンマリノGPまとめ』でどうぞ！