『マルティン:僕やマルク・マルケスがプライベーターだなんて…ドゥカティは脅威を感じるだろう』
★ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック、25才)がモトGPの2023年シーズンで、総合2位(-39ポイント)だった。
★先日、マルティン選手が『Europa press』のインタビューで、次にように話した。
【2023年シーズンについては?】
「大満足です…思い出に残る1年でした。
もちろん、最終リザルトは望んだようなものではなかったけど、でも、自己採点するなら、けっこうな高得点ですよ…とにかく、モトGPで総合2位だなんて容易なことじゃないから。」
【9月サンマリノGPではスプリント/決勝でダブル優勝し、あの辺から快進撃が始まったが…】
「あの時は、『よし、これでタイトルを争っていけるぞ』って思いました。
速さ的には他の選手を大きく上回っているようだったんで、チャンピオン候補になれたって思ったんです。」
【当初からスプリント向きだと思われていたが、実際、9勝し…】
「こんなに上手くいくとは思ってなかったんですけどねぇ。最初から優勝候補には入ってたけど、実際、どんな風になるかは分からなかったんで。」
【世界中あちこちで連戦するのは大変では…?】
「身体だけじゃなく、精神的にも過酷なスポーツなんですよね。
特に自国から離れての遠征で、ずっと戻れないって言うのが大変で…僕は上手くコントロールできないんです。
今後、改善していく点があるとすれば、その辺でしょうね。
どんなスポーツでも、どんな分野でも、トップレベルは不健康だって言われてるじゃないですか…ケガもするし、筋肉面にしろメンタル面にしろストレスが多いわけだから。
けっこう辛い時期もあったんですよねぇ…よく眠れなくって。
最終的に『健康を害する』なんて言われてますからねぇ。とにかく、経験から学び、今後は改善していかないと。」
【スポーツのアマチュアとプロとでは、どれぐらい違うものなの?】
「オートバイに乗り始めたばかりの頃の…子供だった頃の面影はほとんどなくなりますよね。
プロスポーツの場合は特にそうなんですが…当初は遊びで、友達と一緒に大笑いして楽しんでいたのが、成長するに連れて本物の仕事になり…強迫観念のようなものが出てきて…。
オートバイ操縦が嫌いになったってことではないんですよ…でも、僕は大きな犠牲を払ってやっていますね。
やるべきことは大量にあるし、毎日のトレーニングとか…そして、好結果を堪能し…でも、堪能するのって難しいんですよ。」
【シーズン終盤になって、やっとファクトリー昇格を意識し始めたそうで…2024年はマルク・マルケスもドゥカティ機で参戦するが…】
「2024年は僕やマルクがプライベートチームにいるんだから、(ドゥカティは)脅威を感じるでしょうね。
まぁ、僕はプラマック継続になって喜んでますけどね…タイトル争いをするには最適なチームなんで。」
【2025年に向けては?】
「ドゥカティファクトリーへの昇格が目標です。
もし無理そうなら、他の選択肢を探さないと…大きく伸びてきているメーカーがたくさんあるから、最適な選択肢があるかどうか様子を見ていきますよ。」
【マルク・マルケスのドゥカティグループ加入については?】
「モチベーションが上がりますよね。ベストライダーの1人なんだから…そんな選手と自分を比較できるなんて、素晴らしいことじゃないですか。
同じマシンで負かすことができたなら、自分もベストライダーの仲間入りが果たせるわけでしょ。
僕としては可能だと思ってるんですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
マルティンも処罰されるべきだった……って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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プラマックはタイトル争いに最適なチームだけど、ファクトリー昇格が目的なんだ・・・
継続で喜んでるのに・・・
「ドゥカティファクトリーへの昇格が目標です。
もし無理そうなら、他の選択肢を探さないと…大きく伸びてきているメーカーがたくさんあるから、最適な選択肢があるかどうか様子を見ていきますよ。」
シーズンオフらしい兄ケス選手と並ぶパドック雀を喜ばす発言
去年も言っていた気がしますが・・・
他の選択肢まで明言してるから駆引きだろうな
DUCATIと直契約ということは支払いもプラマックじゃなくDUCATI?
それでもレースでペッコとマルティンがバトルすればワークス幹部は微妙な顔付きになってるから、ライダーとしてもストレスになるよね
マルケスだけではなくマルティンも含めてマネージメントが難しそう
maxtuさん>
ドゥカティと直接契約の場合はサラリーもドゥカティが支払っています。
マルティンの場合はマシンの仕様やパーツ支給諸々ワークスチームと同じ扱いの契約内容だそうです。