
『表彰台前レース鑑賞、3選手コメント:2024スペインGP』
★4月26〜28日、スペインGPが行われた。
★28日(日)の決勝では、以下の3選手が表彰台に上がった。
優勝フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
2位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
3位マルコ・ヴェッツェッキ(ドゥカティVR46)
★最近は表彰台前の控室で、3選手がレースのハイライト映像を鑑賞しつつコメントをし合うのが恒例となっているが、今回は次のような会話をしていた。
"I bodyslammed you in Parc Ferme!" 😂
The top 3 reacting to the race is always a gem, especially when the "trash talkers" are around 🗣️👀#SpanishGP 🇪🇸 pic.twitter.com/bzBbF0Ad9o
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) April 28, 2024
バニャイア(愛称ペッコ)
「(マルケスに向かって)僕に追いついて来た時、どのぐらいの速さで走ってたの?」
マルケス
「37.6秒台と37.8秒台を交互に繰り返してた。」
※ここでベッツェッキ選手が登場し、マルケス選手に向かって「素晴らしい走りだったね」と声をかける。
※マルケス選手がバニャイア選手に、「いつものことだけど、第8コーナーが上手く回れないんだよね」と愚痴り、身振り手振りを交えながら理由を説明する(※マシンから変な音がすると。ジェスチャーからすると、マシンが後退するような…)。
※ここでハイライト映像が始まり、すぐにバニャイア選手の『アウト側からのダブルオーバーテイク』が流れる。
バニャイア
「(満足げな様子で)ほら、ベス!
1回のレースウィークエンドで、アウト側オーバーテイクを2回やっちゃったよ!」
ベッツェッキ(愛称ベス)
「神様、ヤバいって!
僕は彼(マルケス)とマルティンを見てたんだよねぇ…そうしたら、ペッコがやって来て。あそこに居るなんて思ってもいなかったのに。(コーナから)出た瞬間に気づいたんだよ。」
※ここでマルティン転倒の映像が流れる。
ベッツェッキ
「ウッヒャー、あぁぁ〜砂利が、砂利が…。」
バニャイア
「(マルティン転倒について触れながら)あそこって、去年のベスみたいじゃない。でも、あの辺のアスファルトって変だよね。」
ベッツェッキ
「とにかく、第8コーナーって、ちょっと水が残ってたから…僕はレースの間、彼(マルケス)の後ろに付いて研究してたんだよね。この3日間、化け物じみた走りをしてたから!」
バニャイア
「(マルケスとベッツェッキに向かって)最終的に、2人ともすっ飛んで行ったじゃない…。」
※ここでバニャイアvsマルケス選手の競り合い映像が流れ、接触シーンを観た後、ベッツェッキ選手がマルケス選手に近寄り、ライダースーツに付いたタイヤ跡を確認する。
ベッツェッキ
「(バニャイア&マルケスに向かって)最後の第25ラップは、どれぐらいで走ってたの?」
マルケス
「バニャイアは37.4秒で、僕は37.6秒だったね。」
バニャイア
「(訂正しながら)いや、僕は第24ラップが38.0秒台で…最終ラップはギブアップしてたよ。」
(※正確には、バニャイア選手が37.4秒を出したのは第23ラップで、最後の第25ラップは37.6秒だった。)
※その後、表彰台に向かう前、バニャイア選手がマルケス選手のライダースーツのタイヤ跡を確認していた。
(参照サイト:『Moto.it』)
この決勝後の訳がたのしいです
ありがとうございます
ライダー同士の決勝後の会話って興味深いよね。
こういうの本当に有難いです。
ほんとこの訳は嬉しいですね!
ありがとうございます
改めて見ても、会話しているのはVR46門下生の2人がメインで、マルクはチョイ噛む程度&他の2人と顔を合わせる事が殆ど無いのがジワジワ来ますね…
VR46アカデミーのライダーはロッシに忖度してマルケスとは会話しないと聞いていましたが。
ですが裏では割と普通に喋っているんですね。
これ何語で話してんの?
それぞれ母国語で話してるはず。
イタリア語もスペイン語も、更に言えばポルトガル語も大体同じで通じるらしい。
日本でいうなら「北海道、東京、大阪の出身の人が話してるくらい」程度の違いらしい。