『バスティアニーニ:ミスしたけど、後悔してない』
★9月29日(日)、インドネシアGPのモトGPクラスでエネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)が、決勝でリタイアした。現在、総合3位(-75ポイント)。
★第20ラップでファーステスト首位を記録し(1’30.539)、第21ラップの第1コーナーで3位走行中にスリップ転倒した。
なお、タイトル争いからは外れたと見るのが現実的であり、今後はマルク・マルケスとの総合3位争いに集中していくことになるだろう(※現在、3ポイント差)。
★決勝後、バスティアニーニ選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
【今回の決勝については…?】
「残念ながら、レース前半と相殺って感じですねぇ…前半は期待していたような流れにならなかったんで。
ポンピングが酷くって、プッシュできず…アクセルを開くと、リアが流れてしまって。タイヤの熱入れに手間取り…原因が分からないんですけどね。
信頼感が掴めてからは強い走りができたけど、ちょっとプッシュし過ぎでした…優勝しようと思い、頑張ったんですけどねぇ。目標だったんで。
まぁ、こう言う結果になってしまいました…僕がミスをしたんです。でも、後悔はしてません。」
【優勝はともかく、アコスタ選手と2位争いはできそうだったが…】
「追いつくよう頑張るのを目標にしてました…もちろん、転倒してなかったら追いつけたってわけじゃないけど。
でも、確実に迫っては行けただろうし、終盤はアコスタと競り合えてたと思います。
ホルヘ(マルティン)に追いつくのは…まぁ、現実的な目標って感じじゃなかったですよね。ホルヘはレース前半で僕よりプッシュできていて…彼もチームも上手かったですよ。」
【もしも好スタートを切っていたら…?】
「少なくとも、マルク(マルケス)のことはもっと引き離せてたでしょ…まぁ、スプリントでは良かったから。さいわい、そっちがありましたからね。
今日も好結果を出せるはずだったのに…挑む価値はあったんですよ。たとえ、空回りに終わったとしてもね。」
【次の日本GPについては?】
「去年、参戦できなかったんですよねぇ。でも、あそこは好きなトラックなんですよ…強いブレーキングが山盛りだから。
面白いことになるかもしれませんよ…新しいマシンでだったら、どうなんるんですかねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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ここ数シーズンはミシュランがマシン側のアプデされ続けてるダウンフォースに対して完全に付いて行けて無い感が半端ない