
『マルケス:兄マルクに対し、僕の唯一の強みは…』
★6月20〜22日、イタリアGPが行われ、モトGPクラスのアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が予選3位、スプリント2位、決勝2位だった。現在、総合2位(−40ポイント)。
★決勝後、アレックス選手が次のように話した。
【今回も2位を確保し…】
「僕は本当に満足してます…スタートも上手くいったし、兄マルクとペッコ(バニャイア)の競り合いには首を突っ込みたくなかったんですよね。タイヤと体力を温存しておきたかったんで。」
【今回の決勝については?】
「レースペースは遅かったし、ペッコが第1コーナーでミスをしたんで、『よし、行くぞ!』って思って。
あとは自分のリズムを刻むようにしてました…そのせいで、終盤に苦労するかもしれなかったんですけどね。でも、正しい選択でしたよ。
ただ、とにかく、兄の方が速かったんですよ。サーキット入りする前は、『今回はポイントを稼げる良いチャンスだ!』って思ってたんですが…兄は僕やペッコより全然速かったですね。」
【アコスタ選手が、『マルケス兄弟だけ別次元で、ペッコ以下は普通の選手だ』と言っていたが…】
「有り難いコメントですね…でも、僕自身のことについては、これまで通りの見方をするようにしてます。つまり、自分の任務を全うし、全力を尽くすだけってことです。」
【全力を尽くすだけでは足りないこともある…?】
「うちの兄のような選手相手に、タイトル争いをしてるんですからねぇ…しかも、(兄マルクは)ファクトリーチームで最新機に乗っていて…そして、あのマルク・マルケスなんだから。
僕の強みは『安定感』ってとこでしょう…ミスをしませんからね。時々、『他の選手相手の時とは違い、(兄マルクには)攻めていかない』って言われるけど…相手よりも速くないことには攻めようがないじゃないですか。
このまま僕は、毎週、トライしていきますよ。」
【今日、マルク選手とバニャイア選手は接触もしていたが…】
「今も言ったように、僕は巻き込まれないようにしてました…僕の戦いではないんでね。ただ、2人の近くにいたから危険ではあったけど。
あの2人が接触までするなんて思ってませんでした…ペッコが急に減速したんで、こっちはマシンをなんとか起こして抜いたんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
速くなったけど、まだ「線が細い」走りなんですよね。どこまで太くなるか、楽しみです。
アニケスを引き立てる千両役者!
ペッコもVR46アカデミーの選手が相手の時はアレックスと同じようにすると言ってたし、マルケス兄弟が気を使いながらバトルするのは仕方のないこと
これが兄弟ではなく師匠と弟子だったり親友同士になっても似たような感じになる
そこを責めるのはさすがに可哀そうだし筋違いと言うもの
責めるべきはマルク打倒の急先鋒を弟のアレックスにさせてしまっている他のライダー達の不甲斐なさだろう