Screenshot『圧勝マルク・マルケス、第4セクターの秘密:2026 ドイツGP スプリント検証』
★7月10〜12日、ドイツGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が予選首位、スプリント首位、決勝首位だった。総合3位(−18ポイント)。
★7月11日(土)のスプリント表彰台は、以下のドゥカティ3選手だった。
首位マルク・マルケス(20:12.978、ファクトリー)
2位アレックス・マルケス(+0.368、グレジーニ)
3位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(+0.813、VR46)
★マルク選手は以前から同コースが得意だが、特に第4セクターで圧倒的な速さを見せている。
スプリント終了後、2位の弟アレックス選手は「右折コーナーは僕の方が速いようだけど、兄は(第4セクターの)ラスト2コーナーが超速なんです」と話した。
★上位3選手の第4セクターのみの合計タイムを比較すると、確かにマルク選手はディッジャ選手より0.701秒、アレックス選手より0.905秒速い。
マルク・マルケス(300.469秒)
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(301.170秒)
アレックス・マルケス(301.374秒)
★ただし、第4セクターの最速タイムは以下の順番となり、マルク選手は最速ではない。
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(19.777秒)
アレックス・マルケス(19.845秒)
マルク・マルケス(19.886秒)
★ところが、第4セクターの最低タイムを比べると、マルク選手が一番速いのだ。
マルク・マルケス(20.121秒)
アレックス・マルケス(20.231秒)
ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(20.254秒)※実際の最低タイムは20.340秒だが、意図的に減速していたことが明らかだったので除外。
★しかも、19秒台を記録した回数はマルク5回、アレックス2回、ディッジャ4回だった。
★つまり、スプリントの全15周回において、マルク選手は第4セクターだけで後続を1秒近く引き離していたが、それは爆走力ではなく安定力によるものだったのだ。
全15周回におけるタイム差は2位と0.368秒、3位と0.813秒だったことを思えば、3選手は第1〜3セクターまではほぼ互角だったと言えるだろう。
しかし、マルク選手は(得意の左折である)第4セクターの第12〜13コーナーで確実にリードできたおかげで、(弱点となっている右折の)第1コーナーに高速で向かって行けたのだ。
そして同時に、同コースのオーバーテイク地点である第1、12、13コーナーを完全に封じることができたのである。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)




