『プーチ:最後に勝つのは常に日本メーカーだから(笑)』
★今シーズンのモトGPクラスでホンダは大苦戦しており、6月のドイツGP戦では40年振りに1ポイントも獲得できなかった。
★今シーズンここまでのコンストラクター部門の総合順位は以下のとおり。
首位ドゥカティ(246ポイント)
2位ヤマハ(172ポイント)
3位アプリリア(155ポイント)
4位KTM(121ポイント)
5位スズキ(101ポイント)
6位ホンダ(85ポイント)
★今シーズンここまでのホンダ選手の総合順位は以下のとおり。
13位マルク・マルケス(60ポイント) ※10戦中4戦欠場。
16位タカアキ・ナカガミ(42ポイント)
17位ポル・エスパルガロ(40ポイント)
18位アレックス・マルケス(27ポイント)
★ホンダのアルベルト・プーチ氏(チームマネージャー)が、先日、スペインのラジオ番組『Radio Marca』で次のように話した。
【今年は欧州メーカーが好調だが…】
「(欧州メーカーは)何年か前のレギュレーション変更を上手く活用したんですよ…明らかに日本メーカーよりも積極的かつ有効的に動いてましたからね…。
もう何年もの間、欧州メーカーは日本メーカーを手本とし、多くを模倣してきたように思うのですが、いまや上にたったと言うわけでね。電制システムや各種機械パーツにおいては、もう確実に上ですから。」
【ただ、ライダー部門のタイトルは常に日本メーカーが獲得しているが…】
「なぜなんでしょうねぇ。最後に勝つのは常に日本メーカーなんですよ(笑)。
これはあくまでも事実であり、別に個人的な意見ではなく…とにかく、欧州メーカーについて何か言うならば、ドゥカティやアプリリア、KTMらは、この何年かで大きな前進をしたと言うことでしょうね。」
【2020年にマルク・マルケスが負傷して以来、ホンダは苦戦し続けているが…】
「確かにホンダ機は、楽なマシンだったことはないわけで…しかし、限界ギリギリの走りができれば、好結果を出せるマシンでもありますからね。
ただ、現時点でのホンダ機はそう言うレベルに持っていくことができず…(ホンダ選手らが)そう言う走りをできずにいるんですよ。」
★また、プーチ氏は西サイト『AS』のインタビューで、次のように話した。
【今年はアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が、チャンピオン候補に入っているが…】
「(アッセン戦で)アレイシは素晴らしいレースをしてましたよね。これまでの彼のレースの中では最高でしょ…とにかく、他の選手を圧倒してましたよ。
実のところ、アプリリアも実に素晴らしいマシンを作り出しましたよ。(エスパルガロは)あのマシンのことを、とにかく掌握しきってるんですよ。
マルク・マルケス風かどうかは分からないが、とにかく素晴らしいですよ。本人も大満足でしょうね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
マルク・マルケスの骨はかなりずれていた…って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
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むかーし、昔のMVアグスタのように、ドゥカティの黄金時代の到来なのか?
EVシフトで日本メーカーが力を入れなくなっているのか?
そんな中でも、アプリリアって凄いね。
結局元チャンピオンのミルはHONDAに決まるようだし、今1番乗れてるファビオはYAMAHAと契約延長だからねぇ
バイクが速くて安定してきても本物のトップライダーが捩じ伏せて勝つのも面白いかも