『ポンシャラル:ロッシもタイトルに相応しかった』
★ヤマハ・テック3チームのエルヴェ・ポンシャラル代表が『Crash.net』サイトで、今シーズンのタイトル争いについて次のように話していた。
「とにもかくにも、ヤマハは驚異的な事を成し遂げたと言っておかないと。こんな風にチャンピオンシップを制覇するなんて、本当に久しぶりの事なんじゃないんですか。ヤマハには難しいだろうって、皆が思ってたんだし。カタール開幕戦はともかくね…マルク・マルケスが第1ラップでトラブってたから。でも、その後も、レースをする度にヤマハ機がトップに立ってね!」
【ヤマハは18戦中11勝し、そのうちロレンソ選手が7勝、ロッシ選手が4勝をあげていたが…】
「ホルヘ(ロレンソ)は…私としては最速ライダーであることは明白でね。ただ、最速ライダーが常に勝つと言うわけでもないし、今年のホルヘもタイトルをほとんど逃しかけていたしね…世界チャンピオンになるには、あらゆる面を上手く乗りきれないとならないもんだから。つまり、ホルヘがやっていたように1周タイムが速く、レース距離でも速く…そして更に、プレッシャーやら諸々の要因にも打ち勝ち…例えば、天候とかね。
おそらく、そこがホルヘの弱点なんでしょう…スピードと言う面では最強だったけどね!レースでの首位ラップ数や、PP獲得回数、ファーステストラップの回数、あの4連勝の時の走りっぷりとかね。ブルノ戦での勝利なんて、いまでも思い出しますよ…あれは凄かった!だから、今年のタイトルに相応しいと思いますよ。
とは言いつつも…ヴァレンティーノ(ロッシ)の成し遂げたことは驚異的だったと思いますよ…心から、そう思うね。36才半で、マルク(マルケス)やホルヘに付いて行くんだから…時には、ペドロサやイアンノーネにもね。皆、彼より10〜15才年下のライダーでしょ…信じられないようなことですよ。
今、私は60才ってとこなんだが、20才の頃、どんな感じだったか覚えてるし、30〜35才の頃のことも覚えていて…違いは本当によく分かりますよ!あの年であんな事をするなんて…最終戦までタイトル争いをするなんて…何を励みに努力し、リスクを冒し、プッシュし、あんなにモチベーションを高めていけるもんなのか。私には分かりませんね。でも、もしかしたら今年はヴァレンティーノにとって、これまでの中での最高シーズンだったんじゃないかと思うんですよ。
2010年のムジェッロでの転倒事故や、ドゥカティでの試練、ホルヘやマルクら才能ある若手の到来を経て…ほぼ全員がこう思ってたんじゃないんですか…『多分、ヴァレは最強だけど、彼の時代は終わってしまった』って。だからこそ、今年の彼は驚異的だったんですよ。確かにホルヘはタイトルに相応しいが、ヴァレもまたほぼ同格だと思いますよ。
2人ともタイトルに相応しいですよ…ただ、これまでの歴史や状況を思えば、ヴァレが成し遂げたことは凄いですよ。今年、成し遂げたことに関し、本人も誇りに思うべきなんじゃないんですか。」
(2015年12月16日『motoblog.it』記事参照)
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全く持ってその通りですが
また。皮肉るコメントで荒れるんでしょうね?w
あおる人が居るから荒れるでしょう。
そして皮肉ではなく本気で終わらせてほしいと思う。
ポンシャラルさん、当たり障りのないコメントしてるだけなんで
こんなので悪取るようなら、ロッシ脳に侵されて、本人同様被害妄想に取り付かれてるだけでしょ。
日本GPでパドック裏行った時にTech3のスタッフを口笛で呼ぶポンちゃん、いかにもチームのボスって感じでカッコよかったわぁ
いやホント、すごいと思います。
あの年齢でギリギリまで優勝争いできるロッシはサスガです!チャンピオン取れなかったのは残念だけど、この年齢でここまで走れるライダーがこの先現れるか…
チャンピオンにはなれなかったけど誇らしく思います。
僕はいつまでもロッシのファンです。
来年はフェアに戦い、実力で勝ってもらいたいですね。
マルケスとはシーズン開幕までに仲が良くなってほしいですね。
「本人も誇りに思うべきなんじゃないんですか。」
この一言に尽きる。
ポンシャラル氏は速いだけじゃなく逆境やプレッシャーに強いライダーが好きですからね。
8耐にポルとブラッドリーを出したのも、経験を積ませたいポンシャラル氏の意向もあったのかも。
私には、「36才半で」ってところの発言が引っかかります。ロッシに限ったことではありません。いつもレーサーの年齢の話がでると違和感(偏見)を感じます。
なにか生理学的な根拠があって言ってるのかって。ない筈です。
野球やサッカーの選手でも40才を超えて現役でやっている人もいるのに。
彼らも多大な努力をしてます。で、肉体的に故障して引退していくことが多いです。
レーサーはどうなんでしょう?
毎年の命を削るようなレースで、メンタル的に疲れるのかな?
でもそれは個人によると思うんですけど。
どうなんでしょうね?
私は33歳ですが、20歳の時と比べると体力の低下や、バイクで走っていても動体視の低下を感じます。
20歳の時とは違う、専用の経年劣化を抑えれるトレーニングをすれば、いくらか年齢的衰えは穏やかに出来るでしょうが。
事実として今のロッシは全盛期の速さは失われてしまったと感じます、経験を元に堅実な走りにシフトしたのだと思います。
負けず嫌いな所は所は変わらずだと思いますよ。
レース外で小賢しい企みをする当たり、メンタルは暗黒面に落ちた感じですかねw
MOTOGPは、特に減速時のGの中での体重移動、レバー操作など絶えずコンマ単位で判断や身体動作を行わなければなりませんよね。そういった極限状態を毎レース100回近く(適当ですが)行い、レースウィーク中ではその何倍も行う訳です。
心臓に掛かる負担も大きいでしょうし、そのような状態で安定したパフォーマンスをし続けることは容易ではないと思います。
今尚現役のイチロー選手やキングカズは勿論素晴らしいですが、彼らは”超一流”であって非常に稀な存在かと思います。
しかも彼らはパフォーマンスだけでなく人間性やその存在価値に重きが置かれていますよね。
また、チームスポーツの場合、トップパフォーマンスではなくとも役割をこなせれば良い訳で。
近年スポーツ寿命はどんどん長くなっていますが、どのスポーツにおいても30後半でトップレベルにいることはアスリートにとって非常にキツイものですよ。僕としては30後半で現役の全てのアスリートが尊敬すべき存在です!
確かに30代後半のアスリートは凄いと思います。驚異的なイチローやカズ。
人格は横に置いといて、
ロッシにも40過ぎても走ってほしいものです。1勝もできなくなったら、引退するのかもしませんが。
マシンについては、F1のようにmotoGPも電子コントールが進んでライダーの負担が少なくなってきています。これからも、さらに進んで乗りやすくなるはずです。
クラッチ操作もしなくていいし、ブレーキとアクセル、体重移動にだけに集中できる。
アクセルも昔のマシンと比べたらラフに操作できるし、ブレーキングもでしょう。
ただ、操作にコンマ数秒遅れてはいけない。1ラップ・コンマ数秒、他のライダーより速く走らなければいけいという競争があります。また、タイヤやマシンの進化により、ライディング・スタイリングも変える必要に迫られる。適応力が試されるわけです。タイヤは来年か。
なんか精神的な負担面が大きい感じがしますね。
精神面は、年齢による肉体的な老化より個人差がかなり大きいと思っています。
※ 返信押すわすれて最初のが後ろにいっちゃいました。
野球やサッカーとは比較できないスポーツですよ。生身で300kmを駆け抜けるんだから反神神経、動体視力が落ちてくれば即生死に関わるのですから。
衰えを感じて少しでも恐怖心に支配されれば引退するだろうし、自分との戦いじゃないですか?特に晩年は皆んな怪我を抱えていますよね。
近いスポーツで言えばボクシングとか?選手寿命も同じくらいですよね。
だからこそヴァレだけでなく、エドワーズやバロスのようにベテランでもトップであり続けるライダーは存在こそ尊敬に値します。
確かに恐怖心や自分に対して不安を感じるようになったら、プッシュして走ることなんて出来ないから引退でしょうね。
ボクシングと言えば、
以前、ヘビー級でフォアマンが45歳で復帰してチャンピョンにまでなったことに、びっくりしたことがあります。天性のものがあるんでしょうけど、40才台でも「不可能」ではないことを示してくれました。普通では無理でしょうけど。
うめぼしさん
動体視の低下はありそうですね。
でもプロ野球選手は、動体視力を非常に必要としますね。
打率が落ちたらレギュラー外されるし。どうしてるんだろ?
ライダーの場合は、どれだけ必要なのかわからないです。^^;
ロッシの全盛期の速さが落ちているのか、ロレンゾやマルケルスが速いのか、相対的なものなので、一概に昔より速さが落ちているとはいえないと思います。
マシンもタイヤもガラリと毎年のように変わっているから、肉体的な低下から速度が落ちてると断定するのは難しいかなと思います。
メンタルは暗黒面ですか。。
ま〜、私もクリーンだとは思いませんが、したたかな場外での戦いはありそうですね。
場外の戦いは強そうです。これは年齢的な経験値かもしれませんね。^^
レースへの情熱を維持することは、一人の女を生涯初恋と同じ気持ちで愛し続けることの困難さと同レベルだと思います。
肉体の衰えは下半身の衰えで考えると解りやすいと思います。
30後半で、10後半や20前半と同じ身体能力は訓練してもムリです(涙)
レースへの情熱の維持
それにつきるのかもしれませんね。
「ブルノが凄かった!」と、いうから見直したら確かに凄かった!
フランスもけっこう良いレースしているし、ムジェロもそう。
皆、かなり良いレースしてたんですよ。
本当に今年はレベル的には滅茶苦茶高いものでした。
一方で確かにロレンゾの課題は天候でしょうね。
また、後から考えてみればミザノでのピットサイン無視と、モテギでの最初の飛ばし過ぎは良くなかった。
まあ人というのは何でも完璧より、たまにキズがあるから面白いんでしょうけどね。
そこが競技としてのあやだし。
完全であること自体が、不完全なのだ。 / ウラジミール・ホロヴィッツ
ってヤツですね。
まさかここでホロヴィッツの名を聞くとは・・・・
クラシック界のヴァレみたいなおじいちゃまでしたよw
・・・ってか同姓同名のライダーorレーサーがいるとか?
勘違いだったらごめんして
ははは、ご名答。流石です。
ピアニストのホロヴィッツ爺のお言葉でした(笑)。
私はフジコヘミングさんが好きですw
一方で、ヤマハのテスト不足が各所でささやかれてますね。
サテライトの御大ポンシャラルさんも心配してるかも。
おおお皆さん音楽にも造詣が深くてらっしゃる!いいですねえ♪
NO MUSIC NO LIFE
私はピアノならキース・ジャレット。モーツァルトに今でもしびれます。
う、ついついまた脱線を!でもなんかうれしくて^^ごめんねぇー
ヤマハに戻ってきたときは本人も弱気で引退をほのめかす発言もしてましたが、
まだ戦えることを証明した今年の頑張りは凄いと思います。年齢的になかなか
マネのできることではないですよ。
小賢しい企みを弄したり、心に暗黒面を持つのは人間だから当たりまえだと思う。
優等生ぶった発言しかしない誰かさんより親近感が湧いて好きです。
逆に、これから先マルクやホルヘ、ダニがどのくらいまで今のポテンシャルを維持できるのかも興味がありますね、
特にマルクの走り方はそう遠くないうちに大きな変更を迫られると思います、どうなっちゃうのか今から楽しみです。
その頃には観てる方も歳くって、ものの見方も変わっちゃうんだろうな~
ヴァレもアラフォーかぁ~
はやけりゃ老眼の症状が出てもおかしくない年だ–;
私はエンデューロとトライアルをちょっと齧ってただけですが、30過ぎて、ちゅるちゅるとヌタヌタなレースが続いて疲れ果て、翌年1年ブランクをとったらモチベーションがぷっつり切れました。
ここまで彼を駆り立てる原動力は何なんだろう?
と言うか、今シーズン、尽きかけたモチベーションを奮い立たせようと、あんな愚行にでたんだろうな。
そうでもしないと自分の存在が肯定できなくなってきているというか、それだけ追い込まれてるというか・・・
う~ん、何故か沢田研二が頭に浮かぶ・・・
こんにちは。
私前はMX良く見に行ってたんですけど成田さんも『アスリート中年の星』ですよね。
ちょうど騒がしかった時ついバレンティーノと成田さんを比べたりしてました。
沢田研二は思い浮かべませんでした(^_^;)
ポンちゃんが60歳ってのにビックリ