『タルドッツィがドヴィ賞賛:プロフェッサーと呼ぼう!』
★8月13日(日)オーストリアGP決勝戦でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー、31才)が優勝を獲得した。今シーズン3勝目。ドゥカティ機では計4勝目。
★ダヴィデ・タルドッツィ氏(ドゥカティ・チームマネージャー)のコメント。
「今後、うちでは『プロフェッサー・ドヴィ』って呼びますよ。今回のレースでの作戦は素晴らしかったですからね。マルク(マルケス)に抜かれた時なんか、ドヴィがあえて抜かせたんですから。今回のドヴィはレースがこう言う結果になると分かっていて、ああ言った諸々をやってたんです。
スタート前にレースについて話し合った際、どう展開するのか、そして、最終的にどうなるのかを実によく掴んでましたね。そして、本当に言ったとおりのことをしていましたよ。
ドヴィには心理カウンセラー関係の人間はそれほど必要ないんですよ。一緒になって作戦を考えてくれる人間が必要なんです。そう言うことをしてくれるグループはいるし、ドヴィは彼らの意見に注目し、色々とアイディアを出し合ってます。
ドヴィは最終コーナーで、然るべき姿勢でマルケスを敗ってました。これは誰にでもできることじゃないでしょ。」
【今回の勝利でなにか変わった?】
「実に重要な一勝です。ムジェッロで優勝した辺りから、うちではタイトル争いにがっちり加わった気分だったが、でも、本当に取れるかもしれないなんて誰も思わなかったでしょ。しかし、今回の一勝で、ドヴィがタイトル争いに加われるってとこを証明したわけですよ。」
【新カウルについては?】
「今年のうちのウィングは去年のとは100%別物だが、今日のレースで、うちがオールドスタイルのバイクではなく、未来のそれに目を向けているってことが証明されましたね。いまだに他メーカーは、うちの後を追ってるじゃないですか。
まずは、うちがやってることを非難し、そして今度は追随してくるわけだ。うちにとってはけっこうなことですよ。ただ、うちはまだまだ日本メーカーに学んでいかなければならないとは思ってますけどね。」
(2017年08月17日『Motoblog』記事参照)
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今回はドヴィ選手がドゥカティに移籍した当時の…ちょっと馬鹿にされてた応援歌とか。
あと、モト3大量ペナルティについても。
これまでずっと「優秀だけどチャンピオンライダーではない」と言われ続けてきたドヴィ選手が、ついに火を吹いた!
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【2017 オーストリアGPまとめ ドゥカティ&ホンダ】[2017年08月18日 発行 Vol. 153]
●ドゥカティ:あのドヴィが炸裂、ロレンソは戦略ミス
・ドヴィツィオーゾ「最終ラップはストレスだった」
・ドヴィ:キャリア一番の優勝は…
・ドヴィ「自分はモトGPで勝てるんだって分かってきた」
・いまやドヴィツィオーゾはドゥカティの帝王なのか?
・ダッリーニャ「ロレンソの逃げ切り走法は適切な作戦ではないが…」
・ロレンソ:なぜどんどん遅くなっていったのか?
他
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これでイタリアの2輪レース界にはドクターとプロフェッサーがいるってことで!
[threecol_one]なかなかいいね![/threecol_one][threecol_two_last]
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