WSB『スーパーバイクは変わったのか?モトGP出身者が勝つようになった』
オーストラリア戦を終え、スーパーバイクを支配するは元モトGPライダー3名だ。
スーパーバイク世界選手権からライダーが生まれ育っていった時代が幕を閉じた。
今や、まずモトGPに辿り着き、全てを網羅した経歴がないことには、スーパーバイクで勝つことはできないのだ。
決定的に歴史が変わったのは去年、マックス・ビアッジがスーパーバイク世界選手権においてモトGP出身ライダーとして2番目のチャンピオンになった時からだ(1番目は1997年ジョン・コシンスキー)。
カール・フォガティー、コーリン・エドワーズ、トロイ・コーサー、トロイ・ベイリスの時代は終わったのだ。
彼らは、市販車を改造したオートバイを使うスーパーバイクから生まれ出たライダーであり、なかにはその後モトGPに挑戦した者もいる。しかし今や、ここで優勝するにもモトGPを経なければならないのだ。
2011年開幕2戦がそれを証明しており、順位は次の通りだ。
1位カルロス・チェカ(50ポイント)
2位マックス・ビアッジ(40ポイント)
3位マルコ・メランドリ(27ポイント)
3選手とも、モトGPに参戦し幾度となく勝ってきたライダーだ。特に、イタリア人2名に関しては。
もちろん、スーパーバイクは開幕したばかりだが、この3名が常に重要なポジションを占めてゆくのは確かだろう。
それでは、この3選手のモトGPでの戦績を記しておこう。
ジョナサン・レア、レオン・ハスラム、マイケル・ファブリツィオらに比べ、ハイレベルなレースを多数こなし、多くの経験を積んできたことは一目瞭然だ。特に、フレッシャーの中で走ると言うことを知っているライダー達なのだ。
カルロス・チェカ
マックス・ビアッジ
マルコ・メランドリ
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年02月28日)
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…と言うことは、ロッシがスーパーバイクに行ったならな…
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毎回楽しく読ませていただいています!
ツッコミですが・・・
ファブリツィオはWGP経験してませんでしたっけ?WCMかどこかのマシンですが・・・って記事を見て思いました。
Kikyoさん、ブログご愛読、ありがとうございます〜!
ファブリツィオはやっぱり、1シーズンまるまる参戦していないから、数に入れたくない…か、やっぱり印象に残ってないんじゃないでしょうかねぇ。