MotoGP

ドゥカティは大丈夫だって言い張るけれど…

モトGP『心配はないと言い張るドゥカティ』




今季モトGPで大いに興味を引いていることと言えば…《ヴァレンティーノ・ロッシは新ドゥカティ機で、勝てるようになれるのか?》だろう。
イタリア勢で総固めのドゥカティ・チームにとって、特に、プレシーズンテストでの開発に、これと言った結果が出ていないのだ。
ロッシ選手のタイムはトップグループのそれとはかけ離れたものだったし、それに加え、GP11機の威力までそうなのだから。

このような、もっともな見解に対しドゥカティ側は、《楽観している、普通のことだ》と言ったメッセージでもって対処している。
ロッシ選手が新たなセッティングに慣れるプロセスの中で、発していたコメントだ。
少なくとも、チーム・マネージャーのヴィットリアーノ・グアレスキ氏は、再度このように話している。
「最後のセパン・テストは、うちの選手2名両方にとって興味深いものとなりました。様々なパフォーマンスのテストができたんでね。もっとテストを続けていく必要はありますけど。カタールでの最終テストは、決定稿を決めるのに役立ってくれることでしょう。」

つまり、グアレスキ氏の意見からすると、今回のタイムにもかかわらずロッシ選手はデスモセディチにどんどん慣れていっていると言うことになる。
「ヴァレンティーノのマシンは、どんどん乗りこなしやすくなっているし、彼にしてもジェレミー・バージェス氏にしても日を追うごとに少しずつ、マシンの特性や感覚を理解していています。ただ、だからと言って、もうテストや走り込みの必要がないってわけではないですけどね。」

チームメイトであるニッキー・ヘイデン選手についても似たような事が言えるだろう。
ヘイデン自身は次のように語っている。
「フロントのセッティングから始めました。バランスをもっと良くするのにモディファイしたんですけどね。もう腕まくりしてね、シートの位置を何度も変えながら、別のポジションを模索してるんですよ。これらのテストを基にして、エンジニアの皆さんが決定稿を出すんですからね。」

また、グアレスキ・マネージャーは、ドゥカティの技術面での賭けが継続性にあることをも明かしている。
「新ドゥカティ機は去年のGP10に比べて大きな違いはないんです。非常にささいな面を新たにしてますし、現在、開幕戦を快調に迎えるにあたって何が必要かは正確に把握しています。私達は満足してるんですよ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Diario AS 2011年03月08日



「大丈夫だと言い張ってる」って言われたって
まさか、「メタメタなんです」って言う訳にもいかないしねぇ。

…と言うわけで、大丈夫ですクリックPrego!
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