MotoGP

V.ロッシ:ストーナー皮肉に「僕が何者か分かってない」

モトGP『ストーナー→ロッシ:才能よりも野心の方が上だった』




謝るロッシに許すストーナー、ただし厳しい言葉も

ヴァレンティーノ・ロッシとケーシー・ストーナーのフィーリングが上手くかみ合ったことは一度もない。特に、あの有名なラグーナセカ戦での追い越しの後には。そして、へレス戦でロッシ選手が犯したミスのせいでストーナー選手まで転倒となった今、その関係が改善されることはほぼ確実にないだろう。
そのうえ、転倒後のマーシャルらの対応もひどいものだったのだ。全員がロッシ選手の方へと助けに向かい、ストーナー選手が助けを求めているのに誰も駆けつけなかったのだから。
ストーナー選手はその後、コース近くに立ちロッシ選手に『称賛』を送っている(写真3枚目)。




レース後、当然のことながらロッシ選手がストーナー選手やチームに謝罪すべくホンダボックスへと向かったところ、ストーナー選手からは少々キツい言葉が返ってきた。
「すまなかった。」と言うロッシ選手に、こう答えるストーナー選手。
「肩の調子はどう?…大丈夫?…野心の方が君の才能より上を行っちゃったんだね…ノープロブレムだよ…。」




その後のロッシ選手のコメントは次のとおりだ。
「残念でした。良いチャンスだったのに無駄にしてしまった。
今朝の段階で、ウェット・コンディションの方がドゥカティ機は運転しやすいってことに気づいてたんですよ。それに肩の痛みも少なかったし。
残念ながら僕がミスをしてしまった。ブレーキをかけたのがちょっと遅くって。本当は追い越す気はなかったんです。自分が速く行き過ぎたなと思った時、なんとかしようと思ったんですがコントロールを失ってしまって。残念だし、彼には悪いことをしてしまったと思ってます。今日は1位になろうと思ってたんで残念です。近くに他の選手がいるのを目にして、自分の走りに気づいた時に気にはなっていたんですよ。」

また、ストーナー選手から「野心の方が君の才能より上を行った」と言われたことについては、
「多分、僕が何者なのか分かっていないのでしょう。それでOKですよ。今は腹が立っているでしょうし。僕としては、彼の言ってることはどうでも良いんですけどね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年04月03日



1ヶ月休養して、
次回は良いレースを見せてもらいたいもんです。
大いに期待クリックPrego

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POSTED COMMENT

  1. よしちゅう より:

    …なるほど、そういう事だったんですね
    まあ仕方ない出来事だったと思います
    次のレースが楽しみです、ホントに。

    • chirico より:

      よしちゅうさん、これをきっかけに因縁対決…とか生まれそうですね。
      ある意味、ちょっと盛り上がりそうな気もしますが…。

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