モトGP『ストーナー:ロッシはメランドリ同様、上手くいくはずがなかった』
今年度のチャンピオンタイトルを獲得したケーシー・ストーナーが、思う存分、持論を吐露している。
これまでの数年間、ストーナー選手を批判してきた連中はもとより、あのドゥカティからも開放されたのだ(2007年にはタイトルを獲得したものの、その後は体調不良やら、チームないでのゴタゴタに悩まされた)。
ホンダでの勝利の味はこのうえなく…それに加え、ヴァレンティーノ・ロッシの失望パフォーマンスの味は格別のようだ。
「ヴァレンティーノはよく僕のことを“充分にプッシュしていない、ひと昔前のドゥカティはもっと速かった、タイヤに随分と助けられていた、それだけさ…。”なんて言ってたけどね。ドゥカティに居た時は、そう言うことが苦痛だったものですよ。で、そのロッシが遂にドゥカティに行って、マルコ・メランドリ選手やニッキー・へイデン選手がドゥカティ機に乗ったばかりの頃と同じ目に遭ったわけで。正直言って、昔、ヴァレンティーノが僕のことを“迷いがあるよね。もっとふっ切らなきゃ。”なんて言ってた時のことを思い出すと楽しくって。」
ストーナー選手がMCNのインタビューで歯に衣着せずぶちまけたのだ。かなり辛辣ではあるが、まぁ、否定できなくもない。
「あのマシンじゃ僕より速くはないってことは分かってましたから。100%確信してましたね。肩のケガがどうとか色々と言い訳してたけど、結局のところ、今年のベストリザルトはまさしくケガに苦しんでいた時期に出してるわけでしょ。肩が治った途端、今度は皆で、どう言う方向に進めていいのか分からないと言うしかなくなっててね。」
ストーナー選手は、たたみかけるようにぶちまけ続ける。
「今年の世界選手権は格別でしたね。だって、ヴァレンティーノとジェレミー・バージェスが…つまり、僕のやり方について、“マシンを開発できなかった” やら “自分が何をしてたのかも分からなかった” なんて批判していた連中が、望み通りにマシンと契約を手に入れて、最終的には上手く行かなかったんだから。何一つ改良できなかったじゃないですか。開幕から通して全く改良されず、どう言う方向に進めていいかさえ分からなかった。僕らは、どう作業すべきかは分かってましたよ。今はどっさり資金をつぎ込んでるくせに、相変わらず間違った方向に進んでいる。」
こう言って、ストーナー選手はほくそ笑む。
かなり猛々しい内容ではあるが、ただ、ここまでの状況を考えるならば、あながち間違っているとも言えない。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motoblog.it 2011年12月23日)
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辛辣すぎて、ある意味…気持ちがいい…
頑張れロッシ!クリックPrego
ケーシー、あなたが最速なのはよくわかってるから、これ以上辛辣なコメントを発信しないで欲しいな。
あくまでも一人旅が好きなん??
どう修正すれば良いか分かってたのに修正しなかった訳? それってワークスライダーとしての資質が疑われると思うが・・ たとえ来期移籍すると分かっていても契約期間中にマシンを開発するのはエースライダーの義務なのにね。
くやしぃぃぃぃぃぃ
DUKATIよ車体の開発をがんばってくれー