MotoGP

セパンテスト初日終了:最速ストーナー、上出来エドワーズ、アブラハム帰国?…etc

モトGP『セパンテスト、ストーナー最速』




セパンテスト初日は雨に見舞われたものの、終日テストが潰されるには至らなかった。激しい雨の後、ふたたび照り始めた陽光のおかげでアスファルトが一気に乾き、ラストスパートではダニ・ペドロサが午前に出した自己最高タイムを0.00何秒か更新するほどであった。
今日は例のチャタリング問題にそれほど悩まされなかったペドロサ選手は2分02秒005を記録したものの、トップのストーナー選手を追撃するには至らず。
またもや最速ライダーであることを披露したストーナー選手は、ドライコンディションだけではなく生乾き状態でも速かった。唯一、2分01秒台を出し、それも余裕で6周回繰り返してみせたのだ。

ホンダ追随の役回りとなったヤマハだが、ホルヘ・ロレンソは新エンジンを試しつつもストーナー選手とのギャップは0.8秒弱、また、スピース選手の方は1秒差で終わった。
5位につけたのは再びホンダでアルバロ・バウティスタ。セットアップのテストに集中し、新1000cc機にライディングスタイルを合わせようと励んでいた。

ドゥカティ勢でのトップはニッキー・ヘイデンの6位となり、8位にで終わったヴァレンティーノ・ロッシとのギャップは0.1秒。
ロッシ選手はできるだけ周回を重ねつつ、ウエットコンディションでのテストにも挑んでいた。新電系システムのテストに加え、様々な形状の燃料タンクも試し、新デスモセディチ機の最適シートポジションを探っていた。

今回のテスト初日で若干手間取っていたアンドレア・ドヴィツィオーゾは、午前中、電系システムのトラブルでタイムを落としていた。同選手もまた、ウエットでの走行を試しており、短時間ながらも満足できたと語っている。

コーリン・エドワーズもなかなかの成果で、今回は持ち込んだ新シャーシのおかげで問題点がいくつか解決できたようである。最終ラップでは2分05秒510を記録し、トップのストーナー選手とのギャップは3秒7。
エドワーズ選手以外に走っていたCRTと言えばシルヴァ/エルナンデス両選手のそれで、まだまだ6秒以上のギャップに喘いでいる。

モトGPセパン・テスト初日タイム

1. Casey Stoner (Honda) 2’01.761 (giri 8/16)
2. Dani Pedrosa (Honda) 2’02.005 (giri 12/36)
3. Jorge Lorenzo (Yamaha) 2’02.436 (giri 14/22)
4. Ben Spies (Yamaha)) 2’0.819 (giri 12/31)
5. Alvaro Baustista (Honda) 2’02.959 (giri 15/24)
6. Nicky Hayden (Ducati) 2’03.132 (giri 21/55)
7. Cal Crutchlow (Yamaha) 2’03.213 (giri 16/27)
8. Valentino Rossi (Ducati) 2’03.245 (giri 22/39)
9. Hector Barbera (Ducati) 2’03.612 (giri 11/24)
10. Stefan Bradl (Honda) 2’03.820 (giri 16/31)
11. Andrea Dovizioso (Yamaha) 2’03.830 (giri 12/23)
12. Colin Edwards (Suter-BMW) 2’05.510 (giri 25/25)
13. Franco Battaini (Ducati) 2’05.563 (giri 10/11)
14. Ivan Silva (BQR-Kawasaki) 2’08.109 (giri 28/32)
15. Yonny Hernandez (BQR-Kawasaki) 2’08.767 (8/16)


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年02月28日



カレル・アブラハム選手は先週のヘレス・テストでの転倒により肩が痛み、
明日にも早々に帰国してしまうんじゃないかと言われております。



引き続きセパン、お天気良くなってねクリックPrego

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