MotoGP

ケーシー・ストーナー『去年、できなかった分のテストをやるかもね』


『ストーナー:モトGPは恋しくないが、テスト穴埋めはやるとホンダに言った』

motograndprix-stoner.jpg


★ケーシー・ストーナー元選手が『BT Sport』ブログに次のように書いている。
「モトGP引退後、まだ多くの方々が僕の決断を理解出来ずにいる事は知ってます。本当に、僕には休養が必要だったんです。(引退については)ほんの一瞬たりとも後悔してません。もちろん、会えなくなって寂しいと思える人達はいるし、パドックの友人らもいますよ…何年も過ごしてれば家族も同然になるものでしょ。ただ、レース業界の事はもう好きではなかったから。ビッグチームを持てて、凄いマシンに乗っていたにも関わらず…何かが満たされなかったんです。」

【ファンとの関係は?】
「その点ははっきり言っておきますが、ファンの方々の事が気に入らないとか、尊重する気がないと言う事ではないです。ただ、大勢に理解してもらえないんですが…僕は信じられないぐらいプライベートな人間なんです。僕が信頼している友人関係、人間関係と言うのは実に限られたものなんです。」

【現在、モトGPとはどんな関係?】
「正直なところ、そんなに観てません。マルク・マルケスがホンダ機で最高の成果を上げているのは、ちょっと観ました。僕にまだテストをする気があるかどうか、大勢から聞かれるんですが…今年はしないって決めたんで…完全に距離を置くためにね。ナカモトさん(シュウヘイHRC副社長)とリヴィオ・スッポ(HRCチームマネージャー)に、そう言ってあるし…去年、天候のせいで出来なかったテスト日程に関しては、きちんと穴埋めするとも言ってあります。その分も支払ってもらってますから。だから、まぁ、(今後、テストが)あるかもしれませんね。」
2014年06月03日Motograndprix記事参照)


ふ〜〜〜ん…今まで、随分とストーナー元選手のコメントは読んできましたが…
去年できなかったテストの穴埋めの話なんて、初めて出てきましたね!!
こう言うのって…実は、ホンダへのアピールだったりしないんですかねぇ。
こうやって、「そろそろ、ちょっとだけなら、また乗っても良いよ♡」みたいに間接的にアピールしてるとか…
まぁ、こう毎戦毎戦、小悪魔クンの連勝を見てると、やっぱ「ケーシー出てきて!!」って気持ちになってきますよねぇ。




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POSTED COMMENT

  1. SS1000 より:

    原文もよんでみましたが、読みやすく、管理人さんがどう抜き出して紹介しているかが見えて興味深かったです。
    サーキットでサイン貰うファンと彼の本を買ってサイン貰う人について書いてる部分は、彼らしいけどやっぱり余計なことを言うなぁと思いましたね。

  2. りゅー より:

    今のMOTOGPにケーシーがいたら面白かろうね。

    でも彼はもうレースには戻ってこないと思う。

    今までのキャリアもあるしパドックワークも好きだからテスト参加するだけであって、

    アピール的な気配を感じることはないですねぇ・・・私的には・・・(でもブログとか書きまくっとるじゃん!とは周りの声w)

    自分では【プライベートな人間】って言ってるけど、内省的なヒトなんじゃないのかなぁ。

    そういう人は自分の決断や区切りみたいなものをくつがえさないよね・・・

    • ついついコメント返し より:

      私もそう思いました。彼は、人を傷つけるのが大嫌いだし、オーストラリアの大自然で育った釣り好きの少年ですからね。現在の妻もストーナーの大ファンであり、お腹にサインしたのが、交際のきっかけです(現妻からの要望)。事実、アドリアーナが、16歳になるまで交際を自重したストーナーでした。現在は、農場のオーナーだし、娘も見守るのが、非常に幸せだと言っているのは、彼らしいです。

      彼は、パドックが、非常に苦手でした。彼がよく言っていたのは、レース以外の場所で心理戦や他のライダーを誹謗中傷するのが、理解出来ないと言っていました。本心の場合もありますが、マスコミやmotogpファンを喜ばせるための発言が多いですよね。ロッシなんか、真逆ですからね。後、表彰式や社交界も苦手でした。だから、常にロッシからの口撃に悩まされていました。しかし、チームやスタッフに対する信頼は、人一倍であり、批判する事が、ほとんどなったライダーです。だから、エンジニアは、彼を大好きでしょう。ドカッティのプレジオーシを最後まで庇い、ロッシを批判したのは、彼ぐらいです。2006年のホンダサテライトマシン、2007年のドカッティワークスマシン、2011年のホンダワークスマシンで結果を出しています。

      HRC中本周平副社長と仲がよい事で知られ、技術肌の現場と職人ライダー肌のストーナーで非常に気が合ったそうです。あまり笑顔を見せないストーナーですが、中本周平氏とは、笑顔の写真があります。昨年もHRC側は、テストオファーを出したけど、ストーナーが、断ったらしいです。理由は、お金に困っていないからです。V8レースもお金より、趣味的な感じです。成績は、全然でしたけどね。

      彼が唯一チームとトラぶったのは、ドカッティ経営陣とです。それは、彼の不明の病気、後に乳糖不耐症だと解かりましたが、チーム側が彼を疑った事やマルボロのスポンサー契約等で彼は、チームに対し、疑心暗鬼になりました。彼が、へとへとになりながら、表彰台に上がる姿は、あまり理解されていませんでした。あの状態でレースに参加する事自体、彼の強い精神力の表れでしょう。

      そもそも彼は、普通の家庭に生まれ、13歳ぐらいから、故郷を離れ、ヨーロッパを転々としています。その生活も肉体的にも精神的にも過酷だったから、そういう事が、出来たのでしょう。逆に、そういう経験が、もうレース界いいやと思って早く引退を決意させたのでしょう。ちなみに、ペドロサもそうですが、アルベルト・プーチの育成指導やコネクションが、彼の成功に繋がりました。

      個人的には、負けなしのフィリップアイランドでマルケスとHRC213V同士で対決して欲しいと思いますが、本人もHRC側も否定的です。走りだけなら、マルケスと渡り合える伝説的なライダーに思います。振る舞いや境遇(記録)等では、ロッシやマルケスに適わないと思いますけどね。

      日本で言うと、国民栄誉賞を拒否した福本氏のような人間です。立ちションできなくなるのが嫌ではなく、ジョン・レノンのように娘や家族と一緒にいたいからという理由もナチュラルな人間の証でしょう。

      • SS1000 より:

        熱いケーシーファンの書き込みが嬉しく感じます!

      • りゅーもついついコメ返しw より:

        そうですね。
        私常々、ケーシーの【早すぎるリタイア】に対する世間の対応に軽い疑問を持ってました。

        もちろん彼の才能を考えれば単純に惜しい!・・・ってのは理解できるんですけどね。
        でもリタイア後の動向に関する推測や尾ひれがついた噂話は、その多くが「えーなんでそう思うの?」的に思えてね。

        彼の中でライダーであるシーズンは終わったんですよね。
        花が咲き誇った後に静かに土に還るのと同じような静かな終わり方だったと思う。
        極めて自然なことであって、下世話な心配や推測ご無用なんだろうとね。

        いつのシーズンだったか忘れたけど、プレカンでケーシーとホルへが隣同士でインタビューを受けてた時なんだけど。
        ホルヘの勘違いを誘うような記者の質問があって、彼の表情がスっとゴルゴ化wしたんだよね。
        うっわホルへ顔こえぇーー記者も「あ、ボクそういう意味で聞いたんじゃないんですけど」的にしどろもどろになり、まさに一触即発状態に・・・

        そんな中隣のケーシーが
        「・・・ホルホル?たぶん君勘違いしてると思うよ・・・まあ落ち着いて聞いてみなよって・・・」とでも言うように静かに笑って(苦笑いかな)ホルヘを見たんですよ。
        で、その後すぐにホルへも記者の意図を理解して
        「ヤーヤーヤーそういう意味ね?はいはいはい・・・」と万事事無きを得たんですけどね。

        なんかそんときのケーシーを見ててね、あーこの人こーいう人なんだぁーって
        しみじみと感じたんですよねぇ。
        思慮深いいい奴だなぁーってね。

        とりとめもない事を長々と書きましたが、なんかトップの幸せそうな写真を見て再びしみじみとしちゃいましてね、ついw

        それにしても彼がパドック苦手だったとは・・・意外でもあり納得でもあり。

  3. Red bull より:

    自分は正直、ストーナーは出てこなくていいと思ってます。自分のことを嫌いな人のことを追いかけたくない、そんな感じ。MotoGPが大好きなロッシとは本当に正反対ですね。

  4. ガタガタR1 より:

    ケーシーが居たら○ケス独走止められるやも?と面白そうと思う反面、ケーシーならロレンソ以上に○ケスとは大揉めもありそう(笑)。あ、それも面白いのかな?

  5. 'v' より:

    戻ってくるのも面白そうだけど、ロッシマルケスみたいな感じで仲良く盛り上がるほうが健康的ではいいかなあ。勝利後のマルケスチームの盛り上がりっぷりはとても微笑ましく癒されます

  6. motobeatle より:

    あまりブランクがあると鋭利な刀も鈍ると思います。
    復帰するなら来年か再来年がリミットでしょう。
    実は超極秘で、復帰の為のテストをしていた!だったら良いですけど。

  7. ko1kubota より:

    テストの契約に雨等で中止になった場合、再テストの義務が含まれているのはおそらく本当でしょう。ただし、去年のテスト内容を今から再テストする可能性は低いと思います。

    ケーシーが今になってその事に言及したのは、今年はテストしないと宣言したので、万が一ホンダから去年の契約の履行を持ち出されて再テストした場合、ケーシーが今年はテストしないと言っていたのに考えを変えたには復帰に意欲が出て来た証拠だとか言われてまた騒ぎになるのを避ける為に予め釘を刺しておいただけだろうと思います。

    だから、ホンダに対してのアピールなんかではなく、むしろなんでもそんな風に考える人の特性を理解して来て先手を打っただけだと思いますし、そういう彼の望まない方向で取り沙汰されるのにウンザリしてる証拠だと思いますよ。

    彼のファンならそろそろ彼のそういう性格を理解してそっとしておいてあげるべきじゃないでしょうか?おそらく、復帰復帰と騒ぎ立てるのは逆効果でしかないと思いますよ。

  8. より:

    自分も長い付き合い以外、人付き合いは狭い方なので良く判ります。

    ロッシ以前と以後で、GPは変わってしまいました。良くも悪くも。タバコマネーが無くなった後、ロッシ人気が、GPを支えた部分も大きい。ライダー以外のファンを増やしたり、功績も大きい。その反面、人気商売的になってしまった。

    ロッシ以前だったら、良かったのにね。そうしたら、もっと長くやれたかも。でも、家庭優先なら同じか。いや、少しは違ったかな。

    元陸上選手が炎上したりしてましたが、努力で埋め合わせが出来ない物を才能と言う訳で、(勿論、磨いて輝かせるのは、本人が、人生をそこに投入したからですが。)

    そうした意味で、才能は天からの贈り物であって、わたくしして良いものでは無いと思うんです。

    芸能人レベルの有名税はナンセンスとしても、アスリートとして戦いの場に出て、才能を披露したのなら、そして、それが枯渇したので無いならば、引退を惜しむ声は有って当然で、対応する覚悟は必要でしょう。

    で、今、それをしているわけですね。 それは、やむ終えぬ事だと思います。

    Pushing the Limits: The Two-Time World MotoGP Champion’s Own Explosive Story
    だれか、日本語訳出版して、お願い。

  9. 軽~視~ストーナー より:

    昨年茂木でテストで走る情報を、教えていただき、見にいったのですが!雨!!お昼食べてる姿しか見れませんでした。ww テストで走るようなことが事前にわかりましたら、管理人さん、または、他の方々、情報よろしくお願いいたします。^^/

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