『2014バレンシアGPこぼれ話』
★ドゥカティ・ファクトリーでの1年間参戦を経て、来季よりホンダLCRに移籍するカル・クラッチローがレース後、ドゥカティスタッフに感謝のコメント。
「2014年は本当に苦戦したが、シーズン終盤の何レースかについては絶対に記憶に残るでしょうね。特に、チームがメカニック陣がずっと継続して懸命に作業してくれて…朝の6時から深夜まで、マシンに対し信頼感が得られるようなセッティング探しをしてくれて。それから、もちろん、アラゴンでは表彰台もあったし。」
★ホンダLCRでの3年間参戦を経て、来季よりチーム・フォワード(ヤマハ・オープン機)に移籍するステファン・ブラドルがレース後、次のようにコメントした。
「全然、満足してないです…多くのレースで、もっと結果が出せていたはずだし、ザクセンリンク戦なんかはまさに散々でした(スリックタイヤだったが、ウェット用セッティングでレース出走)。こう言う事の全てが、今後に向け、良い経験になってくれると良いんですが。」
★来季もドゥカティ・ファクトリー継続のアンドレア・イアンノーネが、今シーズンを次のように評価した。
「アラゴン戦では優勝できたのにねぇ…少なくとも、ロレンソと勝負はできてただろうに…ロレンソがタイヤ交換にボックス入りした時、僕は、彼の後ろに居たんだから。僕もボックスに戻るはずだったんだけど、そこまで辿り着けなかった…本当に、もったいない事をしました。もの凄いリザルトを出せてたかもしれないのに。
今シーズンを10点満点で評価するとしたら、シーズン中に改善されたドゥカティ機には10点ですね。僕には8点。自分の操縦振りにも、状況を上手くコントロールできてた事も満足してます。でも、僕もマシンも、これからがスタートで…ゴールではないでしょうから。」
★2014年シーズンのモトGPクラスで、最も転倒が多かったのはブラッドリー・スミスの16回。
2位は14回でアルヴァロ・バウティスタとポル・エスパルガロ、アンドレア・イアンノーネ
3位は13回でカレル・アブラハム、ステファン・ブラドル
4位は11回でマルク・マルケス、ヨニー・エルナンデス
5位は10回でカル・クラッチロー、アレイシ・エスパルガロ
6位は9回でスコット・レディング、マイク・ディ・メーリョ
7位は8回でエクトル・バルベラ
8位は7回でヒロシ・アオヤマ
9位は6回でアレックス・デ・アンジェリス、マイケル・ラヴァティ、ダニ・ペドロサ
10位は5回でヴァレンティーノ・ロッシ、ブロック・パークス
11位は4回でアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ニッキー・へイデン、ダニーロ・ペトルッチ
12位は2回でホルヘ・ロレンソ、ミケーレ・ピッロ、レオン・キャミア
(2014年11月10日Moto.it記事参照)
★『Forward Racing』チームが、今季の半ばで引退となったコーリン・エドワーズを讃え、『A Tribute to Colin Edwards』と題して18点の写真を展示した。
エドワーズ元選手は2012〜13年のCRT機、2014年のオープン機の開発に尽力して同チームに貢献してきた。
(2014年11月07日Motosprint記事参照)
★ホルヘ・ロレンソがロッシ選手との総合2位争いに向け、ヴァレンシアGP用に特製ヘルメット『Call of Duty(有名な戦闘TVゲーム)』を用意してきた。
(2014年11月08日Mediaset.it記事参照)
★ヴァレンシアで11月8日、カルメロ・エスペレータ氏(ドルナCEO)およびBMW社のThomas Schemera氏より、マルク・マルケスに今シーズンのPP最多獲得賞としてBMW M4 クーペ(上記写真)が贈られた。
(2014年11月09日Omnicorse.it記事参照)
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転倒回数はアブラハムの圧勝かと思いきや、、。決勝だけなら???
あとはマルケスの多さが気になる。デカイクラッシュ一発でシーズンを棒に振る
可能性も。
マルケスは、FPとかで限界探ってる結果がこの転倒数
なのだとしたら、あの速さを下支えしてる数字なのかも
しれないので、転けないように走ればいいということでも
ないのだろうけど、確かにリスクはありますよね。