ロッシ8位『ドゥカティ陣はロレンソの味方』2015茂木GP

『ロッシ:ドゥカティはロレンソ同盟』

★10月9日（金）、茂木戦FP2を8位で終えたヴァレンティーノ・ロッシが次のようにコメントした。

【予想通りの状況？】
「最終的なリザルトは素晴らしくなかったです…通常、新しい柔らかめタイヤを履くと0.5〜0.6秒は削れるものなのに、そうはならずでね。貴重な一歩前進があるかと思ってたんですよ…ここに至るまでは調子良かったんで。ところがどっこい…。」

【原因は？】
「マシンの荷重配分が仕上がってなくて…リアタイヤにかなりのストレスをかけてるんです。作業は山積み…原因を突き止めないと。」

【ロレンソ選手は肩の負傷がそれほどハンディキャップになっていないようだが…】
「ああ言うケガをして、信じられないようなことをしてましたね…『自分は大丈夫！』って思ってるんでしょ（笑）！冗談はさておいて、それほど痛みがないのは見て明らかですよね。戦闘力は高いとは思ってたけど…今のところ、彼が最良ペース選手でしょ。」

【ドゥカティは…】
「ダブル・アンドレアの後ろに付いて走る機会があったんだけど、2人ともここでは良い操縦してますね。ドゥカティ機は戦闘力の高いところを証明してますよ…特に直線コースの速いこと。予選では柔らかめタイヤも使えるから、手強いでしょう。」

【ドゥカティ陣は味方になりそう？】
「ホルヘ（ロレンソ）の前に入ってくれたらね…でも通常、そうはならないし。あの2人はホルヘに抑えられ…そして、僕の前に出る…つまり、ホルヘの味方ですよ。ダニ（ペドロサ）のことも忘れちゃならないし…速いからね。マルク（マルケス）の方は…今のところ、ケガのせいでちょっと苦戦してるみたいですけどね。」

【ペドロサ選手とまた対決になりそう？】
「僕、一騎打ちは好きなんですよ…ランチ（※ロッシ私設コース）で、うちのアカデミーの生徒らと一緒にトレーニングしてる時もよくやってますね。ブレーキング技術が重要なんですよね…例えば、アラゴン戦の時、ダニはハードブレーキングで僕より良い動きをしていた。今回、ダニはホルヘと対決するかもね…それか、もしかしたら僕相手にアラゴンと同様の結果を勝ち取るとか。」

（2015年10月09日『Gpone』記事参照）

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