『マルケス:こう言う負け方は初めて。ちょっと辛い』
★5月22日(日)、ムジェッロ決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位を獲得した。
★マルケス選手はゴール直後、次のように話していた。
「最終ラップではホルヘ(ロレンソ)を抜くのに限界ギリギリのハードブレーキングをかけたんで、本当に大変でした。接近してるってことは分かってたんですよ。直線コースで(ロレンソが)僕のスリップに入ってきた時、もうどうにもできなくって。今回のリザルトには満足してるが、もっともっと伸ばしていかないと。」
★マルケス選手はその後、次のように話していた。
「頑張りました。なんとか優勝しようと全力を尽くし…いや、それ以上の力で頑張りました。でも、加速が足りない時って言うのはどれだけ頑張ってプッシュしても飛び出ていけないんですよね。
こう言う負け方って初めてなんです。正直に言うなら、良いレースはできたけど、こう言う風に負けるのはちょっと辛いです。
今日はサーキット中が真っ黄色で…でも、パドック内で自分が敬意を払われてるって感じれたことが重要ですから。表彰台はそれほどでもなかったけど、でも、パドック内では何の問題もなかったし。でも、モトGPを楽しみたくて来た人達が実際に楽しめたってことの方が重要ですから。今日は物凄い見せ場がありましたからね。
最終ラップに入った時にぎょっとなったんですよ。ゴールラインの所でホルヘのスリップに入って…でも、(ロレンソと)並べるほど充分なスピードはなかったんです。そうしたら突然、ホルヘのマシンが失速して…後から『ギア抜けしてしまった』って言われました。時速340㎞で走ってる最中で、軽く接触してしまったんです。肘のプロテクションが外れてしまうほどでね。レース後に気づいたんですけど。」
(2016年05月22日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年05月22日『Gpone』記事参照)
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これぞマルケス!という走りを見せてくれましたね〜
結果としては凄く悔しいだろうけどハンデのあるマシンを懸命に駆り立てて、優勝を狙った心意気はさすがエースライダー。
去年終盤のレース運びに幻滅もしましたが、この走りを見せてくれるなら応援したいですね。
あの接触はロレンソがギア抜けしたのが原因でしたか。何かの部品が飛んだのが見えたけど、プロテクションだったんだ。340kmでかなりの衝撃だったんだ。危ないですね。
しかし映像を見ただけではわかりませんね。私はてっきりマルケスが無理な追い抜きをしたのかと思っていました。原因がわかってよかった。